スポンサーサイト

  • 2016.12.30 Friday
  • 一定期間更新がないため広告を表示しています



    | 2016/12/30 | - | | - | - |

    池波正太郎の「ダンディズム」

  • 2004.09.16 Thursday
  • 僕が所有する書籍の中で、シリーズ物としていちばん巻数があるのが、池波正太郎の「鬼平犯科帳」です。本棚一列では収まっていない。その他、「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」シリーズ、そしてその他の小説や随筆を加えると、書棚の中で池波本は一大勢力となります。司馬遼太郎本に次いで多いのではないかな。
    (巻数でいくと、うちには栗本薫の「グイン・サーガ」があるけど、あれは妻のコレクション。「ガラスの仮面」なんかもあるけどコミックスはさておき。)

    池波先生の本は、なんといっても読みやすい。もともと劇作家であるからして、場面が直ぐに脳裏に浮かび、ぐいぐいと引き込まれてしまう。まあ病床の身にはピッタリなのであります。
    しかしながら、文体は平易であるけれども内容は濃い。その濃さが読後感を実に爽やかなものにしてくれるわけです。

    池波本には歴史小説もありますが、そのほとんどは時代小説であり、舞台は江戸。そのなかで、市井の人々、中でも男が、どのように矜持を持って生きているのか、正しい生き方なぞ無いにせよ、自分たるものをどうして曲げずに生きることが出来るのか、そういう問いかけに対する一つの答えを示してくれているような気がします。

    その答えとは何か。僕は「ダンディズム」ではないかと思います。「剣客商売」の主人公は2人。秋山小兵衛と大治郎の親子です。2人とも剣の達人でありながら、父の小兵衛は人生の辛酸を舐め尽して、清濁併せ呑む器量を持ち、ひょうひょうと暮らしています。息子の大治郎は、まだまだ一本気で曲がったことの出来ない男。しかし、剣客として生きていく限りは、相手を斬らねばこちらが死ぬ運命なのです。そのようなギリギリの世界の中で、より人間らしく生きるためにはどうすれば良いのか? その答えが、矜持であり「ダンディズム」ではないでしょうか。
    池波正太郎氏自身の男としての生き方が作品に投影され、読み応えのある作品ばかりであります。一巻読み終えるとまた次、と止まらなくなり、痛みを忘れるにはもってこいの世界なのです。

    ひとつ困る点は、食通である氏の姿が登場人物に投影され、みんな酒を呑みつつ美味そうなものを食べている。現在禁酒中の僕にとってはその点だけが実に辛いです。早く一杯やれるようになりたいのぉ…。^^;

    止めども無く書いちゃったな(汗)。まあいいとするか(笑)。

    このエントリーをはてなブックマークに追加 Check


    | 2004/09/16 | 過去日記<BOYAKI> | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) |

    スポンサーサイト

  • 2016.12.30 Friday
  • このエントリーをはてなブックマークに追加 Check


    | 2016/12/30 | - | 00:00 | - | - |

    コメント
    コメントする
    通りすがり・暇人・名無しなどの呼びかけにくいHNはご遠慮下さい








       
    この記事のトラックバックURL
    言及リンクのないトラックバックは受け付けません ごめんなさい
    トラックバック

    CALENDER

    S M T W T F S
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    28293031   
    << July 2019 >>

    CATEGORY

    ANOTHER BLOG

    メインブログ
    酒・旅・フォーク・歴史・プロレスをテーマにときどき更新


    ちょっと歴史っぽい西宮
    別館・西宮歴史探訪サイト
    凛太郎の自転車操業
    西宮地域ブログ

    PROFILE&BBS&MAIL

    自己紹介です。
    BBS
    掲示板です。
    Mail
    メール送信フォームです。

    NEW ENTRIES

    SEARCH THIS SITE.

    ARCHIVES

    RECENT COMMENTS

    RECENT TRACKBACK

    BLOG PARTS


    RECOMMEND


    MOBILE

    qrcode

    SPONSORED LINKS


    OTHERS


  • フィードメーター - 凛太郎亭日乗


  • ついったー




  • 無料ブログ作成サービス JUGEM