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    脊椎反射

  • 2011.05.21 Saturday
  • 相当に恥ずかしい話なんですけど。先日、ある方とメールのやりとりをしていたのです。
    先方の方から、少し難しい話をされましてね。僕はそのメールの内容に対して、ちょっと困ってしまったんです。それで、反論ではないんですけれどもダダダっと僕の苦慮する気持ちを即座に書き送ってしまいました。
    まあそれも大人の対応として恥ずかしいことではあるのですが…問題はそのあとでして。
    僕も反省をしましてね。これではいけないと。
    それで、もう一度メールしました。
    「先ほどは脊椎反射的なメールをしてしまいまして申し訳ありませんでした。もう一度検討しなおして…」云々と。

    送ったしばらく後で、気がつきました。「脊椎反射的」って何だよ?

    大変に冷や汗ものの話です。これ、訂正のメールを入れるのもまたどうなん?という話です。話の本筋じゃないので。なので放置していますが、先方は気がついたかな(汗)。そのままなんとなしに気付かずスルーしてくれればいいのに、と願ってるのですが、笑われているかもしれません。
    念のために、本当はしたくない解説。
    僕は「よく考えずにメール送り返してごめんなさい。思慮の浅いことでした」という意味で「脊椎反射的に」と書いたわけです。考えが脳まで至っていない、ということですね。
    しかし脊椎って、つまり背骨のことですわな(汗)。それを言うなら「脊髄反射的に」と書くべきです。どんな下等動物だって、背骨で反応することはない。脊椎反射なんて言葉は、ありません。
    穴があったら入りたいと思いました。

    こういうことって、しばしばあるんですね。
    変換ミス、というのは、許してほしいと思うんです。よく読むと同じメール内で「それには前面的に賛成です」なんて書いてる(汗)。それを言うなら全面的(笑)。
    どんなものでも推敲はすべきですが、これはPCのミスにしてしまえる。誤字脱字というものは、肉筆で書いていた昔は恥ずかしい事柄でしたが、今こうして打ち込む時代となって、それと気付かずつい間違った漢字を選択してしまうことってありがちです。案外気がつかないもんです。僕だって、新聞や書籍ならいざしらず電子メールやブログなどで「生命保健」や「洗濯ミス」になっていてもいちいち突っ込みませんよ。「普段の努力」にはちょっと笑った経験あり(不断の努力だろ、でも普段でもなんとなしに通じたりして)。
    こういうのは、その人が本当に間違って覚えているんじゃない可能性が高いわけです。ただの変換ミス。

    しかし、脊椎と脊髄では誤変換という訳にはいきません。読みが違うから。間違って覚えているんです。
    ですが、もしかしたたら同様の人がいるかもしれないと思い検索。そうしたら"脊椎反射"でググって158,000件ヒットしました。ワシだけじゃなかったよ(笑)。だからと言って間違いに変わりはないんですが。
    こういうのは、何と言えばいいんでしょうか、「思い込み記憶」ですかね。
    同系のパターンとして有名なのに「的を得る」なんかがありますな。「的を射る」がむろん正しいとされる言葉ですが、的を得るって言ってもあんまり違和感ありませんからね。ダーツなんかでは「狙ったところにうまく当たって200P獲得」なんて感じですから逆に「間違いだぞ」と声高に言いにくい。写真の「焼き回し」なんかもそうですな。「焼き増し」なんでしょうけれども「焼いて友達にも回してんじゃん」なんて意見をTVで聞いたことが。難しいですね。そう考えれば「脊髄」は「脊椎」の一部みたいなもんじゃん…(←これはやっぱり間違い)。
    こういう間違い、僕も他にいくつかやっているかもしれないなぁ…(汗)。こういうのは自分では気がつきにくいんです。そう思い込んでいるから。「聖人君主」ってのもあったな。

    ちょっと話がそれますけれども、こういう「思い込み記憶違い」って外来語に多い気が。
    恥をさらしますが、僕はいまだに「コミニュケーション」「シュミレーション」とうっかり書くことありますもんね。アボカドも迷うな。アボガドって最初に思い込んじゃったから。骨折したら「ギブス」を装着。あれはギプスでしたっけホントは? 「バトミントン」もそうだな。紅茶は「ティーバッグ」。うっかりティーバック(笑)。なんともセクシーな話で。知り合いのおばさんは必ず「ティーパック」と。なんかパックでも正しいような気がして…。

    さて「思い込み記憶違い」の話なんですけど。
    ワープロは音を変換しますから、誤字というのは手書きの場合と全く異なるものになります。
    例えば「夏休み」を「夏体み」と間違えることは絶対にない。「な通夜済み」ならありえるわけです。もっともこんな阿呆な誤変換はワープロ黎明期でしかなかったでしょうけれどもね。でも、例えば葬儀屋さんだったらありえるかも。昨今のこんぴーたは賢いので、よく使用する言葉を学習して優先順位つけたりしますからね。
    だから、手書きの時代によくあった「遺唐使」とかの間違いは、この打ち込む時代にはありえないんです。
    と思ったら、こういうのがあったりするんですね。「読み間違えてそのまま記憶」パターン。
    よく見るのは「貧欲」なんですよ。これ、誤変換じゃないですよね。「ひんよく」と打たないと出てこない。
    「ひんよく」なんて言葉はもちろんありませんが、「貪欲(どんよく)」を「ひんよく」と読むのだと思ってしまっている。残念なことです。結構いらっしゃいますよ。「もっと貧欲に幸せになろう」って書いてる人とか。惜しいですね。
    こういうのって手書きの時代には許容できるミスだったとも言えるんです。字が似てるからつい、って感じで。でも打ち込みの場合はダメかな。
    同様のものに「団魂の世代」なんかがありますね。どう打って変換しているのだろう。
    「移住空間」って見たことがありますよ。これとか。「居住」を「きょじゅう」じゃなく「いじゅう」と読み違えているわけです。
    こういうのも、自分では気がつきにくい。僕だってどっかでやってると思うんですよ。

    また話は違うかもしれませんけれども、類似していると思われるものに、方言による「思い込み記憶違い」もあると思うのです。
    僕がやってしまうのは「布団を引く」。こう打って、なんかヘンだな、と思えばいいんですけれども、流してしまう可能性もあるんだなあ。
    もちろん布団は「敷く」ものなんですけれども、関西では言葉として「し」が「ひ」になりやすいんですよ。五・六・七・八は「ごぉろくひちはち」(笑)。七輪は「ひちりん」。なので、布団はひいちゃうわけです。
    関東の人は逆に「ひ」が「し」になりやすいらしいのですが、それに類した打ち間違いとかあるのかなぁ。「この白い野原いっぱい」とか打っちゃったりしますか?

    ワープロの世界においての誤字は、その大部分が誤変換だとは思います。ですが、そうじゃないものもある。で、その大部分はたいてい「思い込み」に起因しているという話です。

    でもね。
    ちょっと書いておきたいのは、どうもパソコンが明らかに悪いんじゃないの、と思えるやつもあるんですよ。
    使用する人の少ない漢字だと思いますけれどもね。「祟」という字。出に示。音読みでスイ、訓だと「たたり」です。僕はしばしばそういう内容の記事も書いたりしますので、他の人より頻度は高いかもしれません。
    これ、"たたり"と打って変換すると候補に「祟り・崇り」と出てくるんですよ。おかしくないかい?
    「崇」は山に宗。音読みでシュウ、またはスウ。崇拝のスウですよ。訓ですと「あがめる」です。この字で「たかし」という名前の人が多いですよね。意味がぜんぜん違う。怨霊の話をしますとだいたい崇められている人物が不幸な死に方をすると祟ったりしますので、全く関連性がないわけでもありませんが意味はもちろん違います。これは、変換用辞書の誤りなのでしょう。字が似てるから。
    これで間違えた人は、非難できないっすよね。"崇り"でググって87,900件のヒットですよ。僕はWinXPなんですけど、新しいバージョンだと訂正されてるのかしらん。

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    | 2011/05/21 | 言葉 | 07:25 | comments(4) | trackbacks(0) |

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    | 2016/12/30 | - | 07:25 | - | - |

    コメント
    凛太郎さん

    わかる、わかる〜!
    …と思いつつ、読み進めました。
    私も、偉そうですけど、他人様のご変換をみて、「あ、この方、読み方自体、間違っておられるのでは??」と思うこと、あります。
    そして、自分が変換するときに、実は読み方間違ってたんだ、と思ったことも…(^_^;)

    けど、実際、PCの変換辞書も、本当にはあてにならないですね。
    中には、間違えやすいものと、その本当の読み方と、二通り出てくる時もあります。

    ちなみに、小学校で「必ず」という字を習った時、隣のクラスの、「筑波大教育に、3か月ほど研修にまで行ったベテラン優秀教育者」と言われていたオバサン先生は、熟語の例として「必要」と書いた紙を教室の後ろに貼り出していましたが、その読みが「しつよう」と書いてあったのには驚きました(笑)。
    >よぴちさん
    もうね、どこで恥かいてるかわかりません(汗)。僕はブログに「言葉」なんてカテゴリ持ってるくらい偉そうに薀蓄をいつも書き散らしているわけで。全く。
    こういうのって、なかなか気がつかないのが困ったもんでして。
    「しつよう」だと執拗だな。粘着質の先生だったんでしょうか(笑)。
    オバサン先生のような間違いは実によくありまして。方言ということを差し引きましても。
    「ふいんき→なぜか変換できない」というネットギャグがありますけれども、「一応→いちよう」「原因→げいいん」「体育→たいく」などね。ワープロの世界では変換しないので問題ありませんけど(笑)。

    高齢者の多いPC教室では、「外来語の思い込み記憶違い」多いです。オーブン・オープンとか。耳でも紛らわしく、目で見ても濁点はよく見えなかったりするので、ご自分が思いこんだ言葉がインプットされるのかな。けれど、カタカナはファンクションキーで変換できちゃうので、間違ったかどうかご本人にはわからない。問題なく過ぎていく…いや、それが問題か(笑)
    生徒さんだけじゃないなあ、わたしもアヤしい。アボカド・アボガド、どっちが正解か一瞬わからなかった。


    「し」と「ひ」。名古屋にもあるある、でかでかと看板が。「ひちや」!
    関西でも「ひちや」って言ったり書いたりするのかな?


    さて、わたしの脳内変換間違い。凛太郎さんのこの記事、タイトル見た瞬間「プロレスに関してのおハナシ」って思っちゃいました。
    • まるちゃん
    • 2011/05/27 7:38 AM
    >まるちゃん
    あ。なるほど。カタカナで紛らわしいのは変換すればいいんだ。ついF7使うものだから気がつかないんだ。
    「こみにゅケー諸ん」←間違いあぶりだしに成功♪
    しかしオーブン・オープンはその手つかえませんなぁ…(笑)。

    関西も「ひちや」って言います。でもそういう看板は僕は見たことないんですけど、あるかもしれません。
    この問題面白いんでねー。深く掘り下げるといろんな興味深い事例が出てくると思われるので書きたいんですが(「し⇔ひ」だけでなく)、今なかなかそれに取り掛かれないので今後の課題ということに。
    プロレスも書きたいなー♪
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    通りすがり・暇人・名無しなどの呼びかけにくいHNはご遠慮下さい








       
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