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    白菜飽きない

  • 2010.02.20 Saturday
  • ありていに言って、今年の冬は白菜ばかり食べています。

    こういうことってあるんですね。今年はなんだか当たり年で、あちこちから頂戴するのです。それもたいてい箱で。
    最初はカミさんの実家からデカいのが8個くらい送られてきたのを皮切りに、次から次へといただきます。本当に有難い話で、しかし二人暮しでもうこんなには食えない、お裾分けを…と思っていた家からもいただいたりして、配るアテも尽き、最大時20個くらいの大型白菜を抱えました。白菜バブル(笑)。使い古された言い回しで恐縮ですが、いわゆる「嬉しい悲鳴」というやつです。
    冬の白菜はもちろん大好きなんですが、本当に毎日食べているとカミさんは「もうネタが尽きた」と嘆いています。「今晩は何食べたい?」というのが朝の決まり文句でしたが、それはつまり「白菜をどういうふうにして食べたい?」ということでありまして、あの手この手ももう尽きてきたようです。
    冬の定番の鍋に入れたり、洋風にクリーム煮にしたり、中華風に白菜過多の八宝菜にしたり麻婆白菜(こんな料理あったっけ?)にしたり、様々にやってくれましたが、それでも追いつかない。そうしているうちに、白菜も悪くなってしまいます。保存方法としては、もちろん冷蔵庫には入りきらないので新聞紙でしっかりとくるみ、ダンボール箱の下に緩衝材をいっぱい重ね(うちにいつもあるリンゴ用のやつで代用。そうしないと白菜自体の重みで負荷がかかり腐ってしまうのです)、タテにして詰め合わせ冷暗所に置きます。しかし狭いマンションにはそんな冷暗所なんてないよ(汗)。したがってベランダに日の当たらないように簡易小屋を作成(ダンボール組み合わせてそれっぽくしましたよ)してそこに置きました。結果として、こまめに新聞紙をとりかえると何とか2ヶ月ほどは無事でしたけど、限界ってものもありますわねぇ。

    こういうときは、本当は保存食として漬物にするのがベストだと思うんです。でも、カミさんはそれをやりたがらない。というのは、むかーし、結婚したすぐの頃、失敗したことがあるんですね。ホームセンターで重石やら何やら買ってきてチャレンジしたんですが、「水が上がらな」かったらしく哀しい結末になってしまいました。それ以来トラウマになってしまったようで。キムチも僕は大好物なんですが、カクテキは作ってくれても白菜キムチは作りたがりません。
    なので、なんとか別の方法で消費せねばなりません。チマチマ料理に使っていても限界があります。いっぺんに大量に食べねば。もうこれは、鍋しかないですね。というわけで、今年は週の内半分は白菜鍋です。主たる調理法は、以下三種です。

    ○白菜と豚肉の重ね蒸し鍋
    これ、比較的定番だと思うのですが。されるご家庭も多いと思います。調理方法は、調理名そのまま。
    白菜はそぎ切りで大量に。そして豚バラを適量。それを土鍋に交互に積み重ねていくだけです。豚バラを多くすれば旨みも増しますが、うちの場合は白菜の割合がやたら高いので重ねる途中で適宜粉末だしの元を振りかけて補ったりします。鍋の容量を超えてもかまわず積み上げ、てんこ盛りになったら酒を振りかけ、さらに呼び水も多少加えて白菜の山の上にフタをのっけ火にかけます。最初強火、水分の加減をみて火を調整。白菜から水が出てしんなりする過程で徐々にフタが閉まります。火が通れば出来上がりですが、多少火を通しすぎてもそれはそれで美味い。ポン酢で食べます。
    あっさりしているのでいくらでも食べられます。小さめの白菜ならひとつ食べつくしてしまいます。

    ○ピェンロー
    一応中華風で「扁炉」と書きます。これも、白菜食べつくしには欠かせません。
    ピェンローを知ったのは、妹尾河童さんの著作「河童が覗いたヨーロッパ」によります。いや、正確にはその文庫版の解説に小室等さんが書かれていたのを読んで、です。「河童さんからこんな鍋を伝授してもらった」とその鍋のレシピと美味さについて言及があり、それによって僕も作り出しました。最初に作ったのは…まだ実家に居た頃だから大学生くらいでしたか。結婚してカミさんに食べさせたら美味いというので、それ以来我が家の定番。
    材料は、白菜たっぷりと、豚肉(バラが望ましい)、鶏肉(手羽が美味いが骨が面倒なのでモモ肉を使用)、あとは干し椎茸、ビーフン(でもいつもは春雨で代用してる)です。
    干し椎茸を戻し、土鍋に汁ごと入れ(水分はたっぷりと)、豚バラ、鶏モモを適当に切って入れ、さらに白菜をザクザク切ってブチこみます。そしてグツグツ煮る。これだけです。つまり椎茸と豚、鶏のダシで白菜を煮るという料理。これはクタクタになるまで煮たほうが美味いので、河童さんは白菜の白いところと葉を時間差つけて投入されてますが、そんな細かいことも特に考えません。ある程度煮えたら胡麻油をひとたらしして、ゆっくりと都合3〜40分煮ます。ころよくなれば、春雨(本来ビーフンがいいのかな、春雨は溶けるから。うちでは軽く水で戻す程度でまだ固い状態で入れます。すぐやわらかくなる)を入れ、胡麻油を追加して出来上がり。
    味付けはしてません。各自、椀に塩と一味唐辛子を入れ、鍋のダシで溶かしてそれをつけダレ代わりにして食べます。実に単純ですが、これが美味いのであります。なんとも滋味深い。
    食べ終われば鍋に美味いスープが残っていますから、これに適宜塩分を足して雑炊に。必ず奪い合いになります。

    ○とり野菜
    石川県に住んだ経験のあるひとなら誰でも知ってる「とり野菜」。しかし、これ他府県では知名度が全くありませんねー。まあ僕だって住むまで知らなかったんですけど。
    僕は昼食によく食べました。「とり野菜とごはん」と気軽に注文します。確か600円くらいじゃなかったか(当時)。昼から鍋、と最初は驚きましたが、飯のおかずとして最適です。一時は中毒のようにしばしば食べていました。
    これはつまり白菜と鶏の味噌煮込み鍋なのですが、この味噌の味付けが難しい。つーか、店の秘伝であるわけです。店で食べるのはもとより、石川県ではこの合わせ味噌をスーパーでも売っていて気軽にうちで出来るのですが(→まつや)、そんなもんこっちじゃ売ってません。寂しいので、なんとかうちで再現しています。
    レシピといえるほどのものではありませんが、一応書きます。味噌(僕は赤白合わせる、少し赤多目)、酒粕、みりん、砂糖、豆板醤、ニンニクすりおろし、五香粉(中華香辛料)少々。分量はわかんない(汗)。味見しながらやりますんで(それじゃレシピにならんな)。
    この甘辛いドロリとした味噌を鍋に入れ、白菜と鶏肉を投入、グツグツと煮ます。白菜から水分が出ますから味噌がドロリとした状態でも大丈夫。他に具を入れるやり方もありますけど、白菜を消費したいのでシンプルにこれだけ。煮えたら出来上がり。
    これ、美味いのですわ(笑)。酒も呑めますしごはんも食べられます。また、うどんを入れるという手もあります。食べたことがない人には想像がつかないかもしれませんけどね。

    以上三種の鍋をヘビーローテーションで回し、それ以外も白菜を食べ続け、ようやく先が見えてきました。何とか腐らさずに食べきることが出来そうです。
    しかし、もう白菜は見るのも嫌になるかと思いきや、なんだか尽きることが惜しいのですね。飽きないなあ。毎日食べ続けたというのに。先が見えたことになんだか残念な思いでおります。名残惜しいな。さすがに買い足すことまではしないでしょうけど(笑)。
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    | 2010/02/20 | 飲食 | 17:30 | comments(8) | trackbacks(0) |

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    | 2016/12/30 | - | 17:30 | - | - |

    コメント
    白菜、おいしいですよね〜
    って、私は単純に白菜サラダが大好きです。
    千切りって言ったらキャベツじゃなく、白菜です^^
    私も白菜なら飽きないな♪
    • jasmintea
    • 2010/02/25 12:57 PM
    こんにちは
    冬といえば白菜ですね。我が家も連れ合いの実家から大きな白菜が届きます。(なくなるとすぐに持ってきてくれるので)毎日食卓に白菜料理があがります。
    味噌汁に入れても野菜炒めにしてもおいしいですね。
    また、鍋物やシチューにも大量に使います。
    白いくき?のところが甘くておいしいです。煮込むとほどよく味がしみて体の中から温めてくれる食材です。

    いよいよ3月。白菜の季節もそろそろ終わりに近づいていますね。これからこちら九州は高菜の季節になります。
    おいしい高菜のつけもの、油いため。
    早く食べたいなー。
    • ninngennmodoki
    • 2010/02/27 1:11 PM
    >jasminteaさん
    遅れましたすみません…m(_ _;)m
    サラダ美味いっすね。うちも最初の頃は食べましたよ。後半はやっぱり鮮度が落ちてきちゃうので煮炊きしないとダメでしたが(汗)。
    >ninngennmodokiさん
    白菜って、さほど個性が強くないせいか何にでも紛れ込んでくれるんですねぇ。和洋中こだわらず。
    そもそも、昔から日本の食卓に上がっているかのようにみえて、日本で定着、普及したのは明治というより大正らしいですから、案外新参者。だから元々和食の食材ってわけでもないのに、すっかり馴染んで古株の顔してます(笑)。実力あるんだな。

    やっぱり九州は高菜ですねー。残念ながらこっちじゃそれほど出回ってませんよ。あれ、僕も好きなんですけどね。
    凛太郎さん

    なんか、バタバタとして、自分のブログの更新さえ、やっとできた週でした。
    そんな間に、こんなにも私が食いつきがちな「食べ物ネタ」を更新しておられたなんて(笑)!
    確かに、白菜は、頂くとなると重なりますね〜。私も、冬になると実母が、接触があるたびに「白菜は、いらんか?大根は、いらんか?」これが決まり文句になります。
    でも確かに、2人では一玉食べるのも一苦労。1回に半玉が限界ですよ…。
    葉物にしては「持ち」がいいので、確かにあると便利で、私もなんやかんやと毎日のように食べてました。ちょっと飽きてくると「もう、飽きたなぁ…。でも、あるから仕方ない」と思って食べてましたが、確かに、無くなると少しさみしい。
    一応、家にいつもある、という、ある種の安心感のようなものが、思いの中に、いついてしまっているのか、その事実がなくなるのが、なんか心細かったのです。
    でも、奥さんもなかなかグルメなのか、お料理のレパートリーが広いですね。ピェンローと言うのは初めて知った。私のこの冬のヒットは、白菜の軸を繊維に沿って縦に細く切ったものを、軽く炒めて、干しエビの戻し汁、戻した干しエビを刻んだモノ、ポン酢、ごま油少々の、白菜の軸のサラダ、でした。
    >よぴちさん
    いやーこちらも最近ネット落ち状態で…バタバタしてたり体調崩したり…近々では指先怪我しましてね(笑)。これは致命傷で、キーが叩けん(汗)。

    白菜は確かに「持ちがいい」。食べて飽きない、と書いたのは僕の主観ですが、カミさんは確かに食べ飽きないものの「料理するのに飽きた」と(笑)。でもやっぱり寂しいと言ってます。よぴちさんの「心細い」と同じ心境かも。

    白菜を縦方向に切って、というのは面白いですね。軽く炒めて…という時点で「おや、サラダ?」と思いましたが、干しエビ基調のドレッシングということで僕の「サラダの定義」には合致してました(笑)。何より美味そうだ。来シーズンには作ってもらおうかと思います。
    ピェンロー美味いっすよ。いかにも「男の料理」なんですけど(汗)、我が家では大量消費には欠かせない鍋です。
    食いしんぼまるちゃん 遅れての登場。
    更新されてすぐに読ませていただいてたんですけれど…不覚にも体調不良で『喰いもん記事』に食いつけない状況でした(涙)
    あ…ご心配なきよう。今は痛みは収まってます(^O^)v
    近いうちに検査なので 明日からゆっくりと断食生活に入るの(涙涙)
    だから(?)今日は 食べまくってます(爆)

    さて白菜。
    うらやましい!
    そんなに次々頂き物が…?!
    奥さまのご苦労お察ししながらもうらやましい。
    白菜……(うっとりするわたし)
    ナマの甘さ 大好き!
    煮込んだ甘さも もちろん大好き。
    でーんとした姿も好き(笑)
    食卓ステージで主役がどんな食材でもきちんと支える名脇役。
    和風洋風中華…どんな味付けにも添うて。

    白菜だけでも立派につとめます。
    サラダと呼ぶのはご遠慮しますけど(笑)スライスしたナマの白菜に鰹節をどっさりとポン酢。
    この冬、まる家グランプリ♪

    身体にも優しいですよね。
    検査後の最初の食卓に登場させよっと。
    >まるちゃん
    これは大変でした。
    なんか身体壊される人多いな。ちょっと気候がややこしかったせいかしらん。しかし「痛み」「断食」とはおだやかでない。どうぞお大事になさってください。

    白菜。うちではごく初期を除いて生では食べなかったのですが、案外「サラダ系」のファンが多いなという印象で。今冬の我々は白菜の大量消費が義務付けられましたので(笑)、やっぱり煮炊きしてカサを減らしてワシワシ食べる、という方向性が多かったのです。サラダだと一回に半玉とか食べるのは結構大変で…。
    しかし、白菜も加熱度合い(とカットの仕方)で本当にその姿を千差万別に変えますね。だから飽きなかったんだと思いますけど。
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