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    三大がっかり名所

  • 2009.11.15 Sunday
  • ブログ仲間のヒロリンさんが沖縄へ旅行されたようで。うらやましいですなあ。
    本当は「うらやましい」なんて言っちゃいけないのですけれどもね。この方は札幌在住。千歳から神戸、そして那覇へと飛行機を乗り継ぎ訪れられたのですから。4時間45分かかったとか。大変だわ。僕はたかだか最近行ってないくらいでしばしば沖縄へは訪れてますからね。苦労もせずプラリと。いいなーなんて軽く言ったら怒られます。でもやっぱり、うらやましい(笑)。
    あちこち名所を回られたようです。リゾートから美ら海水族館、OKINAWAフルーツランド、万座毛、琉球村と旅は続き、那覇では首里城にも行かれた様子。満喫されています。
    その首里城ですけど、城の大手門である守礼門についても言及されてます。記事はこちら
    「日本3大がっかり名所」の一つと言われている「守礼門」も見ましたが、やはり「首里城」とセットだと「がっかり」という感じは全くしません(笑)。やっぱり札幌の時計台と高知のはりまや橋にはかなわないかと・・・。(ちなみに「日本3大がっかり名所」は時計台・はりまや橋は共通していますが、「守礼門」を入れずに「長崎のオランダ坂」や「京都タワー」、「名古屋テレビ塔」、「仁徳天皇陵」などが入るという諸説があります)
    日本三大がっかり名所とは確かによく言われますね。誰が選定したんでしょうかね。
    これについては、やはり「守礼門」を入れては気の毒だと僕も思います。
    太平洋戦争において日本軍が首里城に総司令部を置いてしまったせいで米軍の総攻撃を受け、琉球王朝以来の荘厳な王宮は全て破壊、焼失。よく「山の形が変わった」とその米軍攻撃の凄まじさは語り継がれています。戦後、少しづつ再建が始まったわけですが、その最初が守礼門でした。したがって当時は、このあたりには守礼門しか無かったわけです。
    日本三大がっかり名所が広がったのは、この頃でしょうか(再建は昭和33年)。いや、やはり復帰後(昭和47年)か。パスポート無しで人々が沖縄に気軽に行けるようになり、また高度成長や「ディスカバージャパン」キャンペーンなどで旅行熱が高まり、そうした中で「ここはがっかりだったよ」なんて話が口コミで伝わっていく。
    琉球王朝の栄華を偲ぶつもりでやってきた旅行者たちは、そこに真新しい守礼門しか無かったために「なーんだ」と思っちゃってがっかり名所にランクインしちやったのかと想像しますが、実際は当時からそんなにがっかりでもなかったように思うのですがね。僕が初めて当地を訪れたのは昭和60年の春でしたが、もう当時は風格がありました。みんな前で記念撮影していましたしね。
    後述したいと思いますが、日本人は(日本人に限らないかもしれませんけど)三大○○というのが好きです。んで、がっかり名所もその枠で語りたい。「はりまや橋」は誰が見てもがっかり(笑)。「時計台」は、建物自体はそんなにがっかりでもありませんが、ビルの谷間で想像していたよりも小さく見え、絵ハガキ通りの姿をなかなか写真におさめられなくてがっかり。これで二つ。あと一ヶ所どこかないか。
    そういう消極的理由で、守礼門がランクインしたのでしょう。北海道があるから沖縄もあったほうがバランスがいい、なんて意識もあったのかもしれませんね。気の毒な(汗)。
    現在守礼門は、年月も経ち、首里城も再建され周りも充実し、さらに辺りが世界遺産に登録されネームバリューがすごい。「三大がっかり」ということで逆に集客に役立っていた時代も確かにあったかもしれませんよ。しかしそんなのはもう過去のことだ。そろそろお役御免にしてあげてもいいのではないでしょうか。

    じゃ「三大がっかり」は今後どこを指すべきか、でしょう。こういう話は大好き(笑)。
    ヒロリンさんが紹介されている話ですと、「長崎のオランダ坂」「京都タワー」「名古屋テレビ塔」「仁徳天皇陵」などが候補であるようです。なるほど面白い。
    しかし、オランダ坂ってそんなにがっかりしますかね。確かに撮影ポイントは場所を示す石碑(道標)であることは確かかも。でも、あのあたりいい景観ですよ。異国情緒があってね。
    京都タワーも、もう風景に馴染んでしまったような。僕は京都出身ですが、親やその年代に聞きますと「あれは建った時はヒドかった」とは確かに言われます。しかし「がっかり名所」とは、期待して観に行ってがっかり、でしょうから、そもそも京都タワーを観に京都旅行を計画する人は居ないでしょう。景観をそこなうという意見は確かにあるでしょうが、ちょっとカテゴリから外れるような気がします。札幌時計台を観て、まわりのビルを「がっかり名所だ」と言うが如しでしょう。
    「名古屋テレビ塔」って何ががっかりなのでしょうか。何を期待してテレビ塔を観に行ってがっかりするのでしょう。よく分からん(笑)。あれはそれ以上のものでも、それ以下でもないと思うのですけどねー。上に昇れば100m道路が真下、そんなに景観も悪くないし。
    「仁徳天皇陵」はうまい、と思います。世界最大の墓ですが、あれ、正面から観に行ってもただの池をめぐらせた小山。空から見ないと真価は分かりません。これは入れてもいいかな。しかし、僕は飛行機に乗った時、何度か仁徳陵を空から見ているのです。そりゃ凄いですよ。その値打ちを知っているので、少しがっかり気分は無くしちゃっているんです。

    じゃどこが「がっかり」なのか。これは個人の考え方なんで一人一人見方が違うと思うんですね。
    一昔前なら、僕は長崎の「出島」と間違いなく答えたと思います。ここを初めて訪れたのはもう四半世紀前ですが、あんときはがっかりしたなー(笑)。
    やっぱり出島って言えば、海に面した扇形の島をどうしても思い浮かべるじゃないですか。ところが、明治以降周りが埋め立てられ、どこにもその痕跡が無い。古地図を見て「このあたりが出島か」と想像するしかありませんでした。特にきちんとした案内も記憶に無し。市電の駅名が「出島」というだけ…。次に訪れたときは、道路に線が引かれてました。「こっから先が出島・こっちはかつて海」と。しかしそう言われてもねぇ。必死で想像しましたよ。これは確かにがっかりだったと思います。
    今は違います。出島はどんどん復元されつつあります。さすがに海には面していないものの、当時の建物を復元し、いずれは扇形の輪郭も姿をあらわすとか。特にがっかりはしなくなりました。

    観光名所の見方にも、いろんな趣味とかもありますからね。思い入れが強いとがっかりしますが、そうでない人にはさほど響きませんし。
    京都で言いますと、がっかりしたよとの意見で僕が聞いたのは「池田屋跡」「本能寺」などがあります。どちらも歴史上で高名です。池田屋跡には石碑がひとつ。それも繁華街の真ん中であるため(以前はパチンコ屋の前だった。今は居酒屋か)、往時を全く偲べない。新撰組ファンはがっかりです。でも「池田屋ってなに?」と言う人もいますから温度差がありますわな。同様に本能寺も、繁華街に面し風情がない。信長ファンはがっかりです。しかも、今の寺町御池にある本能寺は実は移転した場所で、あの本能寺の変があった場所はここじゃないのですね。それを聞いて二重にがっかり、という寸法です。でも、歴史好きでないとあんまり思いいれもなく、がっかりする人はごく一部。ランクインはしないかもしれませんね。

    かつての絶景が時間の経過とともに失われた、というがっかりもあると思います。
    例えば上高地の大正池。ここは噴火によって川が堰き止められて池になった場所で、かつては池中に立枯れの木々が林立し、それは美しい景観でした。僕の父親が若い頃に撮った写真を見ますと、神の住む河内であるなとまさに思います。ところが、今は土砂が堆積し浅くなり、当然立枯れの木々も少なくなりました。劣化した、と言ってもいいかも。同様の劣化風景には、北海道野付半島のトドワラも挙げられるかもしれません。こういうことは当然ありうることです。北海道東雲湖は高層湿原化が進みいつまで湖でいられるか分からず、華厳の滝は崩落により滝壺に一気に落下しなくなってしまいました。こういうのも確かにがっかりのひとつの要因でしょうね。
    しかし、がっかり名所に挙げるほどでもないかな。

    もうキリがありませんので、自選の「三大がっかり名所」を挙げてみたいと思います。異論は多いでしょうし「オマエそれは失礼だ」との意見もあるでしょうが、あくまで僕個人の感覚ですごめんなさい。
    なお、「時計台」「はりまや橋」は殿堂入りとします(笑)。

    その1「宗谷岬」
    ご存知日本最北端の地。ライダーやサイクリストのみならず、最北のロマンに浸るために多くの旅行者がこの地を訪れると思います。
    ところが、「岬」と聞いてたいていの人は「地の果てるところ」と思い、尖った突端地形を連想しますがここはそうじゃないんですね。非常になだらかな丘陵地帯であり、稚内方面から向かうとゆるやかな海岸線が続く、そのカーブの一部分に、海側に駐車場が広がり土産物屋が数多く並ぶ場所が見えます。これが宗谷岬。え、どこ?と多くの人は思うでしょうし、ライダー達は思わず通り過ぎたりしたりして。
    駐車場の奥に、最北端の碑が建ってます。夏場は記念撮影の行列が出来ますね。ダカーポの歌がエンドレスで流れ…。
    悪いとは思ってませんよ。ただ、大抵の人はイメージと違うと戸惑います。冬に行けば多少は雰囲気が出るかもしれませんけれどもね。

    その2「象潟」
    ここを挙げるのは申し訳ないのですがねぇ。でもしょうがない。
    松尾芭蕉が「松島は笑ふが如く、象潟は憾むが如し」と並べて評した景勝地。海辺に小さな島々が浮かび、まさに「西の松嶋」と言うに相応しい景観であったと。江戸時代半ばまでは。
    地震で海底が隆起、小島が浮かぶ風景は失われました。隆起した海底は水田となって、芭蕉が見た美しき風景は失われたのです。もちろん、小島だった所(今は小山か)を削ってしまうような愚挙はされておらず、今でもそれなりに風情はあります。しかし、なんといってももう海じゃない。奥の細道でイメージして当地に行けば、それは申し訳ありませんが「がっかり」です。

    その3「日本橋」
    これは、がっかり名所のトップに挙げてもいいでしょう。人為的にがっかりさせたわけですから。
    安藤広重の東海道五十三次で高名な日本橋。五街道の基点。もちろん交通の要衝であり、当時のまま保存というわけにはそりゃいきません。それでも、現在の橋は石造二連アーチで、その名に恥じないものです。ですが、よく知られるとおりこの橋の上には首都高速が。これは本当にがっかりです。なんとかならんかったのか。映画「三丁目の夕日」でCGにより「空が見えた頃の日本橋」が見られますが、CGじゃないと復元できない風景ってね。

    僕が今思いついた範囲で書いていますので、抜けがあるかな。また思いついたら書き足す部分もあるかもしれません。
    えっと、本当はこのあと「三大○○」についていろいろ書こうと思っていたのですが、さすがに長くなりましたのでここらへんで止めます。以降、次回で。
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    | 2009/11/15 | 雑感 | 16:29 | comments(2) | trackbacks(0) |

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    | 2016/12/30 | - | 16:29 | - | - |

    コメント
     私の日記で、記事を書いていただきありがとうございます!
    m(_ _)m

     一応「札幌近郊に在住」と訂正させていただきます(笑)。札幌市内に家を建てられるほど金持ちではないので・・・(「近郊」というのも怪しいですが・・・:笑)。

     さて、「日本三大がっかり名所」ですが、やっぱり「3大」というのがネックですよね。

     「2大名所」で「時計台」「はりまや橋」とするのが妥当だと思います。

     ただ、私の職場では「はりまや橋って何?」という人がいましたので、「札幌時計台」がダントツかもしれません。

     北海道に初めて観光に来る方は「札幌」には行かない方が・・・。やっぱり「函館」に行ってほしいですね・・。北海道をイメージする人は札幌に行くと「がっかり」しそうですので、あそこは「大都会」ですから(笑)。「雪祭り」か「よさこいソーラン」の時ぐらいですね観光客が来ておもしろいのは・・・。 
    >ヒロリンさん
    あーすみません。北海道と書いたつもりで筆が滑ってます。申し訳ない。こういうの、良くないですね。
    m(_ _;)m

    そうなんです。「三大」というくくりになんでしたがるのか。僕らは「双璧」という言葉も知ってるはずなのですが。或いは「両横綱」とかね。そんな話も続けてしようと思ったんですが長すぎました。近いうちに書こうと思ってます。

    北海道に旅行に来て札幌に行かない人はいないと思います。今や渡道の9割以上は空から入りますから、函館の方がむしろ遠い。
    函館はもちろん旅先としては最高のロケーションとスポットを持っていると思いますが、実は札幌も案外雰囲気あると思いますよ。本州の「都会」と比べて、何だか全てワンサイズ大きい感じでね。
    といいますか、北海道は旅行者にとってはどこでも楽しいですよ(笑)。

    しかし、はりまや橋は知名度にすら難ありですか。これまたがっかり(笑)。ペギー葉山の歌なんて若い人は知らんでしょうからねー。
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    通りすがり・暇人・名無しなどの呼びかけにくいHNはご遠慮下さい








       
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