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    出雲大社特別拝観

  • 2008.08.12 Tuesday
  • えーっと先日の休み、ちょっと島根県に行ってまいりました。目的は当然のことながら、
    「出雲大社御本殿特別拝観」
    であります。

    と言っても、何のことやら、とおっしゃる方もいらっしゃるでしょうけれども、出雲大社は60年に一度、式年遷宮御修造が行われます。平たく言えば「本殿修理」ですわね。出雲大社本殿は当然のことながら木造建築。何年も経てば傷みも出てきます。なので、中に鎮座しておられる大國主大神(ダイコクサマ)はじめ、そこにおいでになる神様に一旦場所を移っていただいて、その間に屋根の檜皮を葺き替えたり痛んだ場所を取り替えたりするわけです。既に4月、御本殿から仮本殿への遷座が行われ、現在御本殿に御神体がいらっしゃらない、という状態になっているわけです。
    んで、その神様がお留守の間に、内部を特別に見せてあげようというわけです。ありがたやありがたや。なので喜び勇んで出雲へと旅に出たわけです。

    この特別拝観は、既に4月、5月、7月に日にちを区切って行われています。行きたかったのですが日程が合わず見送ってしまいました。そして、この8月の1〜17日が最後のチャンスとなっています。これを逃したら、次はまた60年後ということになってしまいます。もうあたしゃ生きていないでしょう。なので、万事繰り合わせて今回ようやく実現したわけです。
    出雲大社はここ関西圏からですと日帰り可能の距離です。しかし、そうは問屋がおろしません。何故なら、拝観無料なのですが朝から並ばないと観られないことになっているのです。つまり先着順なわけですね。
    4月や5月などは、そのため長蛇の列が出来たとか。3時間も4時間も並んでようやく拝観、という運びだったようです。しかしながら、この猛暑です。そんなことをしたら熱中症で人がバタバタと倒れてしまうでしょう。なので、この夏の特別拝観は整理券方式をとっている由。しかし、その整理券配布が先着順であることは同じであるため、やはり朝には当該場所に居なければなりません。なので、前日入りです。

    僕は、今回は一人で行きました(妻は里帰り中です。それに彼女は全く興味を示していない)。なので、片道は18きっぷ利用です。最近これが癖になっていまして。のんびり旅行は格別です。
    しかしながら、いつも夏の旅といえばTシャツに短パン、サンダルの軽装が常の僕でしたが、今回はネクタイなんぞ締めています。傍目には出張としか見えないでしょう。何故そんな重たい格好をしているかといえば、大社側が服装制限をしているのですね。Tシャツ、短パン、サンダルは不可。ジーパンも駄目。とにかく不敬にならない格好でないとお断りと言っているのです。まあ当然でしょう。なので今回に限っては僕も正装です。

    早朝に自宅を出ました。鈍行列車なのでえらい時間がかかる旅なのですが、そうは言っても今日中に現地入りすればいいのですから余裕です。僕は途中倉敷に寄り、また伯備線で米子に着いてからは境港まで足をのばしたりして遊びました。境港に来たのはもう15年ぶりくらいなのですが、もう鬼太郎の街として大変な盛況です。なるほど、ウエンツ君の映画も公開ということで街を上げて騒いでいるのですな。いろいろ面白かったのですがそんなことを書いていたらいつまで経っても本題にいけませんので割愛。夕刻、松江着。出雲市に泊まるのが本筋なのですが、宿もいっぱいという話ですし、僕は宿なんてなくても平気な男なのですが、松江の街が好きなので今夜はここで泊まって一杯やることにします。酒も肴も美味いのですな。ちょうど花火大会も行われていて、街には浴衣姿の出雲美人で溢れかえっています。酔眼で見ると花火も女性も皆美しい。宍道湖に打ち上げられる夏の花火が映えます。結構なことです。酩酊して終了。

    翌日、早朝から移動です。しかし、移動手段に一畑電鉄というコトコト走るローカル私鉄を選んだため(乗ったこと無かったんです。いい機会だと思って)、6時16分の始発で出発したのに大社に着いたのは8時くらいでした。整理券配布所に既に長蛇の列(汗)。結局、僕は手に入れたのは11時30分の券でした。まあしかしそれもよかろう(結局整理券は10時過ぎに、夕刻5時までの分が配布終了となった由。凄いな。日帰りではやっぱり無理だった)。何時でもチケットが手に入りさえすれば。
    それまで時間がありますので、僕は出雲国造家である千家、北島家を訪ね(出雲国造家は詳細を書き出すと大変なのですが、日本では天皇家の次に古い家系なのです)、出雲古代博物館を見学し(なかなか立派でした。二年前にも僕は大社を訪れているのですが、そのときは建設途中だったので初めての入館です)、さらに出雲そばも食べ(今回は本家「大梶」で割子を五枚)、指定された時間に戻りました。

    さて、拝観は少し遅れが出ているようです。30分刻みで整理券は配られているのですが、その枠内に何百人も居るのです。とにかく暑い。なので待機所にはテントが張られ日よけとし、椅子が何百も並べられ、冷水機(無料)も何台もスタンバイしています。年配の方も多いので、熱中症対策でしょう。なかなか大社側も大変なのです。
    少し待って、受付を済ませ八足門(正面玄関)をくぐりました。瑞垣の中に入っただけでもう僕は興奮の極みです。急な階段を上り本殿へ。2、30名づつグループになって拝観するわけですが、開け放たれた扉の前で正座させられ、内部を垣間見られた時間は約一分くらいのものだったでしょうか。ベルトコンベア式に次から次へと拝観者が来るので押し出されるようにしてそこを後にせねばなりませんでした。
    それでも僕は食い下がってそこにおられた神職の方にいくつも質問をぶつけました。それについては丁寧に答えていただいたのですが、こういうことをするヤカラが居るから遅れが出たりするのですなぁ。反省です。

    その、普段は絶対に観ることの叶わない本殿内部。これについて語りだすと記事が異常に長くなりますので、これは項を改めて別に書きたいと思います。ひとつだけ言っておきますと、その内部は実に清浄な場所であったということです。よくこの場所についてはやれ「怨霊封じ込めの造りになっている」だのおどろおどろしいことを言う作家がいてかなりの人がそれを信じていますが、そんなものはとても感じられないほど澄んだ清らかな空間である、というのが僕の印象です。僕の感じ方などアテになるものではありませんが、自分としてはこの直感を信じたい思いがしています。

    何度も振り返りつつ、拝観を終えました。後ろ髪引かれる思いもありますが、あの空間を目前に出来たことだけでも有難いことです。僕は莞爾として、家路につきました。満足しています。

    次回に続きます。
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    | 2008/08/12 | 旅行 | 23:35 | comments(4) | trackbacks(0) |

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  • 2016.12.30 Friday
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    | 2016/12/30 | - | 23:35 | - | - |

    コメント
    おはようございます。
    先日はブログの事でお世話になりました。ありがとうございます。
    60年に一度の素晴らしい機会を目にされたとの事。
    記事を興味深く読ませていただきました。
    「澄んだ空間であった」との言葉に惹かれます。
    次回の記事が非常に楽しみです。
    • さがみ
    • 2008/08/13 5:57 AM
    >さがみさん
    こちらこそありがとうございます。
    次回の公開の時にはもう生きてはいないでしょうから、今回拝観出来たことは値打ちがありました。
    神社の最も聖なる空間ですので、もちろん清浄を保たれているのは当然のことなのですが、それにしても澄み渡った空気が印象に残りました。また、聖地を訪れた時に感じる畏敬感のようなものも強くは感じませんでした。もっともこれは、既に神々が遷座されてここにはいらっしゃらないという先入観がそうさせていたのかもしれませんけれども。なにやらすがすがしさだけが残った、というのが正直なところです。
    次回は考察も入りますので、鬱陶しい記事になっていると思いますがご容赦の程を。
    出雲大社、行かれたのですね♪お疲れ様でした。
    私は残念ながら行けなかったのでこのあとの記事を今から楽しみに拝読します^^

    PS ところで腰の具合は如何ですか?
    長時間の列車の旅は大丈夫だったでしょうか?
    • jasmintea
    • 2008/08/17 8:15 PM
    >jasminteaさん
    お気遣いありがとうございます。四月も五月も行くチャンスはあったんですが、見送ったのは日程もありましたが腰もあったんですよ。なんとか間に合いました。
    もう全快…と言うにはまだまだかもしれませんけど、春先から比べれば雲泥の差で。またですね、かえって座りっぱなしの特急や新幹線よりも鈍行コトコトの方が楽なんですよ。乗ったり降りたり散歩したりでね。長時間と言っても案外拘束時間はそれほどでもないのです。鈍行の旅は。
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