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    | 2016/12/30 | - | | - | - |

    結論の出ないプロスポーツの話

  • 2007.11.05 Monday
  • ここでこういうことを書くと僕は友達なくすかもしれないのですけれどもねぇ…。まあ書いてしまおう。そろそろほとぼりも冷めたころだと思いますし。この記事、実は2日前に書いたのですが寝かせました。まあ個人ブログだから許してもらうこととして。

    何の話かと言って、今更の、もうネットではさんざん語りつくされている落合采配の話です。先日の日本シリーズの山井交代、岩瀬リリーフの「完全継投試合」についてなんですけれども。詳細はもう書かずともいいでしょう。
    もうマスコミもネットも、賛否両論の渦でしたね。いやすごい。
    僕の、その時TVを観ていたときの素の感想はこうです。「なんちゅうことをするんや。パーフェクトやぞ。こんなめったに見られへんものを潰すんかいっ」です。勝利に特化したその采配に少なからずがっかりしました。なんやねんこれは。
    これが、僕の素の感想でした。

    これについて、僕は当然批判の嵐が巻き起こるであろうと予想していたのですね。なんせパーフェクトゲーム潰したんですから。早速評論家の玉木正之氏が、
    アッタマに来た。これが野球か!?野球の醍醐味はどこへ消えた!?ナンデ完全試合の山井を変えるねん。Wシリーズでもたった1回の記録をナンデ潰すねん!野球の最も美しい瞬間を消したのは誰や!スポーツに対する冒涜や!これが野球やというのであれば俺は野球ファンをやめる! (玉木氏HP「Camerata di Tamaki」より)
    と書かれていて、僕などは溜飲を下げていたわけです。そうだろそうだろ。
    それで、スポナビにリンクされてるブログとか、あちこち見て回ったのです。そうしたら意外にも「落合擁護派」が多い。全ての統計をとるわけにもいかないので感じだけで恐縮ですが、どうも6:4で落合監督の選択を賞賛する意見が多いのです。うーむ。
    この交代については、その後「山井のマメがつぶれていた」「山井が交代を申し出た」などの様々な報道がなされ、前述の玉木氏も「それやったらしゃーない」と皮肉まじりにおっしゃっていますが、論点はやはりそこにはない。
    また、ネット上の議論の中では、細部についての意見も多いです。「山井が一本でもヒット打たれてから代えても間に合うのに」「中日3勝してるんやからあそこは続投でも」「いやここで負けたら札幌に行くんだぞ」などなどの意見が出ていますが、もちろん本質的な論点はここにもない。
    この議論は最終的に、プロスポーツとはなんだろう、というところに突き詰めればなるのですね。

    この話は結局、プロスポーツというものは「結果(つまり勝利)」なのか「過程(つまり内容)」であるのか、どちらを優先させるんだという話であるのです。その二派が相容れない以上、どこまで行ってもこれは平行線です。
    僕の今までの立場としてはもちろん「内容優先」という考えでした。
    プロスポーツというものは、見せる商売であるのです。だから、ファンのために競技をしなくてはいけない。自分の満足のために競技をしてもいいのはアマチュアです。金を取って見せている限りは、観客を魅了させるために努力をしなければならない。これについては反論はさほど出ないはずです。野球で言えば、タイトルを取るために敬遠を繰り返したり規定打席に達したら休んだり、というのは、あまりプロとして誉められる態度ではない、と言えばわりに賛同していただけるでしょう。
    ただ、この落合采配についてのネットの意見を見ていると、僕の確信は揺らぎ始めるのです。それは、「プロは結果を残してこそプロ。とにかく勝つことが大事」という意見が実に多かったということです。そうなのか。
    では、何故プロスポーツ選手は勝たなければなんにもならないのか。それは、「勝利を望んでいるファンにカタルシスを与えてこそプロ」という結論になってくるのです。
    極論は言わないつもりです。結果を求めるファンだって、過程がなんにもなければつまらないでしょうし、過程を求めるファンも、贔屓チームが「素晴らしい試合をしてその結果勝つ」ということであれば、「その結果負ける」よりそれは満足でしょう。ただ、是か否かということになれば、それは二分化してしまう。それについて落合采配は非常に分かりやすいサンプルであったと言えます。

    僕は日ハムファンでも中日ファンでもありませんし、この日本シリーズを勝利に特化して見ることは出来ませんでした。だから、中日ファンに「お前俺達の53年間というものを全然考えてないのだろう」と言われれば、それはそうかもしれません。それでも、僕が仮に中日ファンだったとして、あの交代劇を是と出来るか、と言われれば多分出来ません。ここらへんが平行線であるところです。
    ひとつサンプルを考えてみます。アマチュアは金もらっているわけではないので勝利に特化してもいい、と僕は考えていますので矛盾したことを言うようで恐縮なんですが、そこには目を瞑ってください。思い出すのは高校野球、甲子園大会の星陵対明徳義塾、松井秀樹への5連続フォアボールです。これもひとつのサンプルになると思います。あの試合で連続四球を与えることで明徳は勝利をものにしました。勝利に特化して考えれば当然これは作戦ですし是です。しかし、かなりあのとき明徳の監督は批判された記憶があります。僕も、もしもこれがプロ同士の試合であればこれは否だろうなと思うのです。(繰り返しますがアマチュアなので是なのですが)
    これは、今回の落合采配と根のところで繋がるようにも思えます。究極の目的が勝利であるのなら、5連続四球も是としなければならないのではないでしょうか。

    といって、僕はこの落合采配論争をあちこち読む中で、「プロの最終目的は勝利である」という論調を批判しようという気を無くしているのです。観戦によって満足を得るものはいったい何なのか、という点において、「勝利」であると考える人がいても、それは価値観の違いであるからです。もちろんプロスポーツの目的は観客を満足させること。これは異論は少ないと思われます。その満足の根幹が何か、ということについて、「過程」であっても「結果」であっても個人の自由なのです。僕は今回そのことを学んだように思います。勝利よりも大切なものがあるんだ、と言う意見と、勝利より大切なものはないんだ、という意見は絶対に相容れないものです。

    ただ…。
    結果を求めるプロスポーツの観戦というのは、贔屓チームが存しないと成り立たないように思えるのです。
    例えば、僕は「スラムダンク」を読んで以来、バスケットの試合を観ていつも興奮しています。バスケットに僕は贔屓チームなど存在しません。ただ、プレイの凄さを見ていつも喜んでいます。こういうのは「プロは結果が全て」という観戦態度には当てはまらないのです。
    サッカーにおいて、僕は日本には贔屓チームが存在しますが、海外にはありません。ですが、セリエAやプレミアリーグを観ていますと実に面白い。この感情はいったいなんなのでしょうか。「プロは結果が全て」には当てはまりにくい。ワールドカップでもそうです。そして、1974年のワールドカップにおいてやはり結果を残した西ドイツよりも負けたオランダを賞賛したいのです。
    贔屓チームを見る段階においても、やはり「引き分け狙い」というのは基本的にはつまらない。ただ、勝利に特化して短絡的にそうだとは言いにくいのですけれどもね。引き分け狙いのドラマ、というものもありますから。その引き分けを狙うのにどういうプレイをするか、が重要。また負けても納得がいく試合であれば是です。なんでも勝ち点3であるとも思わない。(これを言うと、お前は本当のファンじゃないという意見が聞こえてきそうですが、僕も勝利を望んでいないわけでもなくむしろ渇望しています。ただ、どんな形でも、とは思わない。これは平行線です)
    相撲において、贔屓力士が琴欧洲だとして、それ以外の取り組みはつまらないか。そんなことはないのです。そのひとつひとつの勝負自体を楽しんでいる。無論力士はそれぞれが勝利を目指して戦わなくてはいけないので、だから面白いのですが、やはり横綱がはたき込みばかりで勝っていると不満が出ます。これはやはり「過程重視」であるからです。
    さらに、試合をしないプロスポーツというものもある。例えばアイスショーなどはどうなのでしょうか。勝たなければプロでないと言うならば(ここまで来ると極論か)。

    僕が言うことに矛盾点やほころびが出てきているのは気がついています。プロ競技というものは、勝利に向って進むからドラマが生まれるのではないのか、という視点。それはもちろんそうだと思っています。そりゃわかってますって。ただ、観客を考えない勝ち方をしてもいいのだろうか、というところにまた立ち返ってしまうのです。
    プロレスは、ほぼ過程のみで見せる競技であると思っています。だから、1分でカタがつくより60分フルタイムドローが支持を集めますし、スクールボーイなどという小賢しい技で3カウントよりバックドロップでノックアウトフォールを求めます。勝ち方、というものがあるんだ。(プロレスはスポーツじゃないという反論が必ず出てきますが無視します)
    過程というものを勝利より下に置く事はどうしても考えられないのです。そういう視点からは。僕はプロレス記事でよく「説得力」という言葉を使いますが、その説得力というものが内容であるのです。説得力のない勝ちなんて「金返せ」であるのですが。

    しかし、世の中はもう違ってきているのかもしれない。
    「勝利」というものを視点の最大値におく限りは、落合監督は是でしょう。それが最も望まれていることだと落合監督は知っていたのでしょう。それは、中日ファンだけではないんだ。いまや世の中の趨勢はそちらに傾いているのです。玉木氏や僕は古いんだ。
    「勝利」のカタルシス。それは贔屓競技者或いはチームが存在しない限り成立しないものだとも思いますが、ファンというものがそのカタルシスが最重要であると思えば、是とせざるを得ない、と結論づけます。「プロは勝つことが大事」という視点はその意味において正しい。読売Gのドンだってそれがファンの望むことだとわかっているから、面白くなくても勝てるチームを作ろうとするのです。
    でも、過程重視という見方も、古くても消え去る必要性も考え方を改める必要性もないとも思っています。視点が二元化したっていいじゃないか。もはや少数派ともなった過程重視の人間は、せめてそうつぶやくしかないのであります。ちょっと寂しいですが。



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    | 2007/11/05 | スポーツ | 23:37 | comments(19) | trackbacks(0) |

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    | 2016/12/30 | - | 23:37 | - | - |

    コメント
    はじめまして。

    私はブログ主さんと考えが違い、落合監督の決断については(積極的ではありませんが)肯定的です。
    意見の対立は(こういった状況なら尚更)構わないとは思いますが、まずは両チームに「お疲れさま」の一言くらいはあってはいいのでは?と考えます。

    玉木氏の発言自体の是非はともかく、最低限の配慮を欠いた文面であった為に支持しない人も多いのではないでしょうか。

    例えばサッカーでも、プレミアリーグ・リーガエスパニョーラ・セリエA・ブンデスリーガなどスタイルは異なりますが、どれが是でどれが非という事はないかと思います。

    スペクタクルもあれば堅実無比もある。
    全肯定全否定というのはあまり健全ではないように感じます。
    • マヌー
    • 2007/11/06 2:17 PM
    >マヌーさん
    ご意見ありがとうございます。
    まず、ブログというものは記事ごとで成り立つものであって、ここで書いていることが読まれる方にとっては全てであってしかるべきです。それについてちょっと反省はあります。
    僕は、もちろんその当日にはウェブ上で「お疲れ様」はもとより「優勝おめでとう」と何度も書き込んでいますが、これはそれよりしばらく経って後の記事であり、そのことに言及するのは今回はまあいいかな、と思ってしまったのですが、それで誤解を生じることになってしまったようです。なのでもう一度繰り返します。両チームの健闘を称え、中日には53年ぶりの日本一を賞賛する気持ちです。本当におめでとう。ファンの方にもおめでとう。

    さて、僕がブログ記事で書きたかったことは、「プロスポーツの見方」について、視点が大まかに言って二つあり(それは、プロは応援する人への勝利のカタルシスを充足させるために競技すべし、と、プロは勝敗に関わらず観客に満足感を与える競技をすべし、という視点)、それは融合もあり単純にニ分割出来ないものの、突き詰めればその二点ではないか、と考えた上で、僕は内容重視だけれども結果重視も必ずしも否定できない、そういう視点でプロスポーツを見る人も昨今多いのだ、として、いちおう両方肯定の立場に立ったつもりです。
    「そのカタルシスが最重要であると思えば、是とせざるを得ない、と結論づけます」と本文中に書いたとおり。これは確かに苦虫を噛み潰したような表現ではありますが、それは僕の個人的考えが反映されているからです。しかし個人の好みのことです。

    なので、
    >全肯定全否定というのはあまり健全ではないように感じます
    とお書きになっているのは僕を指して書かれていることではないと拝察しますが、もしも僕を指されているのであればそれは誤解であると思います。どうなんでしょう?

    >スペクタクルもあれば堅実無比もある
    というご意見はもちろん肯定ですし、それは過程重視、結果重視どちらにもあてはまることです。カテナチオがつまんないとも言ってはいません。その守りきるということに特化したサッカーが充分にドラマを生み出すことも多い。プロの守りの技も見たい。好きか嫌いか、という話ではなくしてね。

    このネットのあちこちで勃発していた「論争」そして「炎上」について、僕は見ていてあまりにも平行線すぎるな、と思いまして、これは価値観が違う以上どこまで行っても融合しないと思いましたのでこんな記事をぼんやりと書いたわけなんですけれども、伝わるかどうか、ということは文章の稚拙程度のこともあり不安でした。マヌーさんには分かっていただけたのではないかと思いますが、もう一度書きたいと思います。
    プロスポーツというのは、観客のためにあるもの。観る人不在では成り立ちません。これは動かないことだと考えます。そして、観客を満足させるためにどういう競技をするのか、ということについて、観客の視点はいろいろあるのでどれが是とも否とも言いがたい。それが勝利への渇望なのか、それともプレイの質なのか。僕はプレイの質と考えてはいますが、勝利のカタルシス的視点も決して今では否定できない。
    落合監督は、「勝利のカタルシス」の視点で投手交代を選択した。僕はそれはないだろう、と思ったものの、こうまで落合采配肯定の意見を見るに及んで、「そういう考え方もあるのか」と思った次第です。「プロスポーツは勝たなければ意味がない」という視点に当初はかなり違和感があったものの、「勝つことによって勝利を渇望するファンを充足させなければ意味がない」と解釈すれば、それも是なのですから。観客ありきのプロスポーツにおいて。
    どうでしょうか。僕は間違っているでしょうか。健全なプロスポーツの見方はしていないでしょうか。
     この件については、私のblogも含めあちこちで書かれて議論になっていましたので、今更私が蒸し返すことでもないのでしょうが・・・。
     自分が当日書いた時点以降、「4回には豆がつぶれていた。」「確認したら本人が自ら降板を申し出た。」「本人の将来のために降板させた。」等々の新しい情報が増えましたので改めてコメントさせていただきます。
     もちろん、状況的には交代やむなしの部分はあったとはいえ「8回まで完全試合」を続けていた山井投手に「史上初の一人で日本シリーズ完全試合」の夢を見るのはプロ野球ファンなら当然のことだと思います。
     「4回から豆をつぶして、血染めで投げ続けていた。」そして「フォームを崩す可能性があり将来を考えた。」のであれば、もっと早くに(ノーヒットでも)降板させるべきではなかったのではないでしょうか。
     結果的に8回まで完全試合を続けさせたのが「勝利への執念(完全に押さえ込んでいる山井を交代させられなかった)」のであれば、なぜ「後1イニング」で交代させたのか?この時点になってから「本人の将来の配慮」をして交代させたのか(本人の希望もあったとはいえ)?この「後1イニング」がポイントだと思うのです。

     誰が見ても「おしい・・・」と思うのが普通だと思います(にわか「日ハムファン」の私でも思うくらいですから・・)。

     野球にしても他のスポーツでも「プロ」に求めるものの最大のものは「夢」だと思います。それが「53年ぶりの日本1」であったり「史上初の日本シリーズ完全試合」であるかは個人の考えによるのでしょうが、少なくとも両方に立ち会うことができる可能性があった野球ファンにとっては、すっきりとしない結果であったことは確かではないでしょうか?

     ながながとすみませんm(_ _)m。
    こんばんは。
    初めまして。
    お邪魔します。

    おっしゃるとおり、結論は出ないでしょうね。

    自分はあの日、ナゴヤドームにいました。
    山井が8回を抑えたとき「9回はどうするんだろう?」と思いました。
    自分の心の中に「代えるかもしれないな」という思いがあったのです。

    そして、山井コールもむなしく、やはり交代でした。
    正直「残念」と思い、少しテンションが下がりました。
    けれども、出てくるのが岩瀬ですからね。
    中日ファンにとっては、岩瀬は特別な選手なんです。
    だから、「すごく残念だけど、納得はできる」という心境でした。

    それと中日ファンは「どんな形でもいいから日本シリーズで勝って欲しい」という気持ちが強かったのも事実。

    今は、『半世紀以上に渡る呪縛』から解き放ってくれた監督に感謝しています。

    それから、辛い場面で出て行って抑えた岩瀬は本当に素晴らしい投手だと思いました。

    失礼しました。
    • 魚の骨
    • 2007/11/07 7:25 PM
    >ヒロリンさん
    ご意見ありがとうございます。
    ところで、僕はレスをする立場ですが、まず最初に謝っておきたい。ごめんなさい(汗)。
    僕がこの記事内で書いていることは、落合采配の是非が主眼ではない、ということです。考えるきっかけになったのは事実ですが、結局これはサンプルにすぎない。主眼はプロスポーツというものの見方であって、「マメがつぶれた」「後1イニング」については枝葉末節の事柄だとしています。その話をしだすと観点がズレちゃう。「本質的な論点はそこにはない」と本文でも申し上げているとおり。

    ですので、ここはあまりレスをすることが僕にとって望ましくないのですが(ズレるので)、書いていただいたので返事をします。ただし、これはあくまで雑談です。読む方々は誤解のないように。本文とはあまり関係ありません。

    やっぱり残念でしたよねー。観たかった。
    僕が思うのは(あくまで推測ですが)、「本人の将来の配慮」というのは後付けでしかないと思いますね。「マメが出来ていた」というのは事実だとして、それを引っ張ったのは、落合監督がそれを認識していなかったからだ、とも言われていますが、それだったら監督失格で、そうじゃないと思っています。あくまで勝利に固執した結果だと。
    落合監督は、インタビューで最初に情報公開すればよかったのですよ。ウソでも「山井に投げさせて完全試合を達成させたかった。しかし山井の状況を鑑みて、この日本一がかかった試合で苦汁の決断をせざるを得なかった。理解して欲しい」と。そうすれば、ここまで炎上することはなかったと思うのですが。それを「俺流(竜?)」で貫いちゃったためにこうなる。観客に納得いく談話を出すのも「観客ありき」のプロであれば当然のことだと思うのですがね。内実はともかくとして。僕はその点で、落合監督は残念だったと思っています。

    プロスポーツに求められるものが「夢」であるという視点は、もちろん同意です。その点において、「勝利のカタルシス」が夢の全てであるというのは、個人的には(あくまで個人的には)なにか居心地の悪いものを感じてしまいます。
    これは賛否両論のあるサンプルだと思いますが、かつてオールスター戦において、プロ意識の塊であるような故・仰木監督が松井秀樹に対して「ピッチャー・イチロー」をコールしたとき、野村監督は松井に代えて高津を送りました。これは難しい場面だと思うのですが、僕は松井に立ってもらって堂々とホームランを放って欲しかったです。「なめんなよ」という松井の顔が観たかった。
    また、ジーコがW杯予選でもはや出場を決めて消化試合である最終戦に、カズやゴンなどのかつてのスターを招集しようとして、批判を浴びて取りやめたことがありました。これは相手へのリスペクトに欠けるという視点があったことは認めますが、ジーコの「いかにして観客を喜ばせられるか」というプロ意識の現われであったと思っています。
    上記のことを全て是とするのではありませんが、「なんとかして盛り上げたい、観客を喜ばせたい」という意識はじつによくわかるのですね。プロにはその視点がやはり抜けていては悲しいと思うのです。
    その点において、僕は日本ハムの最後の打席に、やはり田中幸雄を送って欲しかったですねー。星野監督が広沢を代打に出したように。しかし、まだ日ハムに最後の一球まで勝利の可能性が残っているうちは、そういうことは出来なかった。しかし広沢はやはりプロでHRを放ちました。ああいうのが田中幸雄にも期待できたのでは…これはまさに夢ですね(笑)。
    >魚の骨さん
    ご意見ありがとうございます。そして、念願の日本一おめでとうございます。
    「半世紀以上に渡る呪縛」重いですね。

    ここで書いたことは、中日ファンの方はお怒りになられるのではとヒヤヒヤ致しましたが、決して愚弄しているつもりもなく、どちらかと言えば「肯定意見」「否定意見」が盛んにやり取りされているネット上議論への僕なりの感想ととらえていただければ幸いです。そして、これはやはり結論が出ない話だと思います。全肯定も全否定も出来ない。プロスポーツは観客のためにあるもの、という大前提だけは動いて欲しくないと考えていますが。

    以下雑談ですが、やはり魚の骨さんも「代えるかもしれない」という予感があったのですか。ドームでご覧になられていらっしゃった中日ファンの方々のご意見はあちこちで拝見させていただいたのですが、これも「代えて当然」「山井が気の毒」など様々な意見があちこちで書かれていましたが、「代えるかもしれないと思った」というのは共通しているのですね。落合野球というものをファンはよく含んでらっしゃるなと感慨がありました。

    それにしても…。
    岩瀬のプレッシャーたるや凄いものがあったでしょうね。これは本当に観ていても胸の鼓動が…。パーフェクトを受け継ぐ投手なんて球史に先達は誰もいないはずですから。
    この試合で伝説を作ったとすれば、僕は岩瀬のピッチングではなかったかと。中日史上最高の抑え投手となった、と言えるかもしれません。中日には鈴木孝政、牛島、郭源治や宣銅烈など印象深い抑え投手が居ましたが、岩瀬ほどの強烈な伝説はもはや今後は生まれないのではないでしょうか。いつまでも語り継がれると思います。

    アジアシリーズ始まりますね。頑張って欲しいですね。中日ファンの方々には申し訳ないのですが、今後日本の野球ファンはみんな「にわか中日ファン」になると予想されます(笑)。分かりもせんくせに、とおっしゃらずに仲良く応援させて下さい。(^-^)
    悪乗りして、私なりの考えを。
    (因みに愛知在住50数年、横浜ファンです!?)

    山井を変えた交代。
    何のためにプロ野球を見てるんだろうと思う。
    勝てばいいのか?じゃあスパイしてサイン盗んでも勝てばファンは
    納得なの?高校野球じゃないんだから,プロらしく勝って欲しいよね。
    落合って気が小さいんだよね。4年で3回リーグを制しても日本一になれないと心配なんだよね。
    山井だから変えたけど,川上なら変えないよね。
    後からマメだとか,血染めのユニフォーム写真だなんて姑息でしょ。
    なんでもいいから勝ちたかった。山井の栄誉より名古屋での日本一を
    選んだって居直った方がオレ流でしょ。
    親会社全体で言い訳する方が余計みっともない。
    ただ,みんな変えられた山井のこというけど,ホントはあの采配,
    岩瀬に対してとても酷い采配だったと思う。
    岩瀬のプレッシャーって山井が9回投げる以上に凄かったと思う。
    変な言い方だけど,7戦目でもないのに,それ以上のプレッシャーを
    かける方がダメなんじゃないかな?仮にあのまま山井が投げて負けても札幌で多分中日は勝ったと思う。
    でも岩瀬が打たれて負けたら,札幌で2敗したかも知れないと思う。
    だって岩瀬の心理状態考えたら何重もの負荷がかかったのだから・・
    その点ではよりリスクの大きい方を選択したという点であの采配はダメ采配だと思う。

    と結局ダメ出しなすが、なんとなく閉鎖的な名古屋の中で、唯一星野の呪縛から逃れた落合の、それでも尚のあせりを感じた采配だと思った次第です。

    長々と大変失礼しました。
    • 2007/11/08 9:58 AM
    すいません。名前が入っていませんでした。
    • たくみ
    • 2007/11/08 9:59 AM
    >たくみさん
    ご意見ありがとうございます。しかしながら…。
    このコメントにレスするのは実に窮します。困った(汗)。なんで困っているのかは、僕が人目を気にしているからに他ならないわけですが。

    記事に立ち返りますと、中日のことはあくまでサンプルに過ぎません。繰り返しますがこれを書いた本文の趣旨は、あくまで「プロスポーツの見方」という点で、プロスポーツにおいて最も重要なものは「観客」であり、観客に支持されないものは是とすべきではない、ということです。
    では観客が望むものとは何か、ということで、二種類の要因があると論じています。それは「観客を魅了するプレイの質」と「観客の勝利への渇望を満足させる姿勢」です。これは合致すれば素晴らしいのですが、往々にして相反する事象を生み出し(今回のことがまさにそうです)、そして僕個人が望むのは前者です。
    しかし、一連のマスコミ報道やネット上の議論を見て、プロスポーツに望まれるものは「勝利(のカタルシス)」を観客に与えることであると論じる人があまりにも多く、それに対して一概に否定することも出来ず(自分と違う価値観を全否定するのはよろしくない)、これは両方是とせざるを得ない、とした上で、この論争は立脚点の違う人間同士が論じても水掛け論になるだけで結局「結論は出ないのだ」と結論付けたのです(ヘンな言い方だな^^;)。

    その上で、たくみさんのおっしゃる
    >何のためにプロ野球を見てるんだろうと思う。勝てばいいのか?
    という視点には、「勝てばいい」と思っている人が多数いるのだからもうしょうがない、としか答えようがないのです。僕の立場としては。忸怩たる思いを内包しながら、ではありますが。

    以上のことを踏まえた上で、以下雑談です。個別のドラゴンズについてのことは、基本的に記事の趣旨とかかわりません(それだけは言っておかないと 汗)。
    落合監督が気が小さいかどうかは、一連の報道では判断がつかないと思われます。落合さんもプロ野球人として長いキャリアがありますので、当然山井を代えることについては批判もありうるだろうと思っていた可能性が高い。それでもあえてあの決断をしたのは、「度量」であると評価することも可能なわけですから。これはなかなか僕の立場では決め付けられない。むしろ気が小さければあの交代の決断は出来なかっただろう、との声も多いのもまた然りです。
    川上なら代えなかったか、ということも同様に分からない。中日ファンの声で目立つのは、「どんな投手がどういうピッチングを展開していても、最後は岩瀬に投げさせただろう」という話で、つまり川上でも岩瀬にチェンジするのは規定路線であっただろう、という考え方です。これも真相はわかりませんので水掛け論になりますが。
    ただ、マメとか血染めとかの話は確かに「言い訳」に聞こえますね。批判が起こってからの情報開示という流れでしたから。これを防ぐには前述ヒロリンさんのレスで言ったとおり、監督の勝利インタビュー等で先手を打っておけば無用な混乱は避けられたのに、と残念に思っています。その点においては、唯一落合監督を僕は批判したいなと思います。何でも「オレ流」じゃなくて観客の視点に立ってコメントするのもプロではないか、と。
    これについては、アジアシリーズを控えているので情報開示したくなかったのでは、という意見もあるとは思いますが、僕はそれはさすがに穿ちすぎかと。アジアシリーズで山井が登板する予定があったのかどうかも踏まえて。

    そうした中で、僕個人の考え(プロはプレイで魅了すべしという立場)としてはかなり納得できない采配であったとは思うのですが(是非論ではなく個人の好み)、その中で岩瀬のピッチングは見事だったと思います。あれぞプロだ、と感嘆しました。
    そのプレッシャーは計り知れないと推察出来ますが、そこは現役投手最高年俸を取る男として逃げることは許されない。そしてしっかりと望まれる仕事をしたという点で、岩瀬には賞賛を惜しみたくはありません。岩瀬が打たれたら札幌で二連敗したかどうかは、また僕には判断できないところです(汗)。もちろんその可能性は否定は出来ませんが。

    んで、雑談の最後に言っておかなければならないことは、たくみさんの文章の中で「高校野球じゃないんだから」という文言が、当然「プロらしく〜」に係ると読むべきだとは思うのですが、読み方によっては「スパイしてサイン盗んで〜」という言葉が係ってくるようにも受け取れてしまうことです。
    たくみさんの本意ではないとは思いますが、ここはいらぬ誤解を読者が生む可能性があるので言っておかないと。高校野球がサイン盗みをやっているわけではもちろんありません。高校野球はアマチュアでカテゴリが
    うわぁ投稿が切れた(汗)。
    コメントの字数制限なんて考えたことも無かったのですが、どうも2000字が限度のようで。そんな長いコメント書くブロガーはおらんわな。大変失礼致しました。

    以下続きです。
    結局文章の係り方に誤解が生じる可能性がありますので、一応書いておきます。高校野球はアマチュアですのでプロとはカテゴリが違いますが、もちろんサイン盗みなどやっているとは考えているわけではなく、正々堂々と競技しているものと念を押します。

    さて、以下は雑談の雑談なのですが…。
    僕は、心情的には、各論はともかく総論的に、たくみさんのおっしゃっていることにシンパシーは感じるのです。各論はかなり乱暴なので(笑)、完全同意とまではとても言えませんが。
    やっぱりプロはプロとしての、観客を魅了するプレイという要素を忘れて欲しくないのですよ。もはや「勝利のカタルシス」的視点は否定できないとしても、ただ「勝てばいい」と言うのは困るなと。
    そしてここが重要な点ですが、「勝てばいい」という視点をプロスポーツ選手が持つとして、その視線の方向が間違いなく観客に向っているのか。それだけは譲らずに吟味し続けなければいけないことだと思います。視点が「親会社」及び「オーナー」に向けられているようでは、それはプロとして恥ずべきことだと思います。或いは「協会」や「代表監督」に向けられているようでは。それなら、観客を入れずにオーナーや協会の前だけで試合をすればいい。俺達は観客をプレイによって魅了させているんだ、という矜持だけは絶対に失って欲しくはないですね。
    ネットの論調で「プロは勝つのが仕事。結果を残さなければなんにもならない」という意見が実に多かったのが気がかりです。それは視野が狭い。「結果」というものは、「勝利」だけではないはず。それを正統とするならば、敬遠を繰り返すのも是ですし、たくみさんのおっしゃるように「スパイしてサイン盗んでも勝てばいい」という結論に帰着してしまう。それが正統とされた時点で「プロ野球は死んだ」と言わざるを得ないのではないか、と思います。「勝つのが仕事」と断定する人々に実に怖さを感じます。プロスポーツが殺されるのではないか、と。

    ということで、本文よりも長い字数制限無視のレス、誠に失礼致しました。
    凛太郎さん
    言葉足らずで,フォローまでして頂き恐縮です。
    確かに高校野球は秋期大会を除けば,
    負ければ終リのトーナメントが基本ですから
    勝/負けが目的ということを申し上げたかったわけで
    高校野球を揶揄するつもりは全くありません。
    無論,インチキしてもなんてことでなく
    目の前の勝ちに拘ると申し上げたかったということです。

    まあ日本のプロ野球の場合,スポーツという観点より
    社会組織の中で想い通りにならぬ自らの思いの投影というか
    スポーツとは無縁の要素を重ね合わせる傾向があるから,
    こんな議論を生むのだとも思います。
    井端と荒木の二遊間は最高だねより
    中村の涙の方に目が行ってしまうのだとも思います。
    (またまた話が逸れてしまいました。申し訳ない)
    まあ,プロの監督は自らのチームの演出家でもあるわけですから
    それが一番輝く(勝ち負けとは違う次元で)見せ方をして欲しい
    この辺りが高校野球の監督とは一番違うところだとも
    思うのですが・・。
    その輝かせ方に個性があっても勿論かまいませんし
    だから,それを批判しても意味がないことです。
    それをわかった上で,せめてプロは結果としての勝ち負けよりも
    過程としての技なり駆引きで楽しませて欲しいと思った次第です。

    再びとりとめのない,タイトルどおりの結論のない話になって
    しまいました。
    • たくみ
    • 2007/11/08 11:35 PM
    わお 盛り上がってるw

    登場遅いから 怒ってないかってしんぱいしてた?
    しんぱいご無用。

    すっきりしてるから。
    あの夜の場所が「ナゴヤドーム」だったってこと。
    それが すべての答え。
    山井と岩瀬は ふたりでパーフェクトゲームやったの。
    そんな記録あり得ないって言われても それでいいの。
    それから 落合は「うそでもいいから」の発言はしないよ。
    彼が その発言に意味を認めない限り。

    中日ファンみんながそうおもってるかどうかは知らない。
    これは まるちゃんの感想。
    >たくみさん
    もう二回目のレスなので記事の趣旨等の前段省きます(笑)。

    高校野球について。
    高校野球はトーナメントなので、目の前の勝ちに拘っても可、ということをたくみさんはおっしゃっておられますが、僕はそこは考えを異にしています。とすれば、例えばプロ野球においてカップ戦等のトーナメント形式がもしもあるならば、勝利に特化してもいいのか、ということになると思いますが、それは僕は違うと考えています。
    高校野球はアマチュアであるからこそ、勝ちに拘っていいんです。
    もっと言えば、アマチュアは自分のためだけに試合をしてもいい。アマは基本、金もらって競技をしているわけではないのです。なので、応援する観客側は極論「勝手に」競技を観ているわけで、その人たちのことを考慮する必要はない。
    これはあくまで基調となる考え方です。こういうことを言うと「ステート・アマ」の存在など限りなくプロに近いアマもいることを指摘する人もいるかもしれませんが、話を単純化するためにプロとアマに分けて考えたい。

    この落合采配のネット上の話の中で、「プロは過程を大切にしなければならない、だからパーフェクトを潰した落合は否だ」という意見に対して、「じゃあ浅田真央は優勝するために三回転半ジャンプを封印したが、あれもダメと言わなくちゃいけないじゃないか」という意見がしばしば現れました。しかし、間違っちゃいけないのは、浅田真央はアマチュアなんです。だから、そういう意見はただの混ぜっ返しでしかないのです。浅田真央は自分のために、自分の目標に対して突き進む権利がある。アマだからです。
    プロは違う。自分たちを食わしてくれているのは「観客」なんです。だから観客の目を絶対に無視することは出来ないのではないかと考えます。
    こういうことを言うと感情的になる方がかならず存しますが、贅肉をそぎ落として理屈で考えれば、プロというのはそういう存在です。決して自分のためだけに競技を行うという考え方は出来ないはず。
    だから、勝ちに拘って試合をしてもいいかどうかは、観客が決めることです。
    ただ、その観客の意見が、「勝ちに拘れ」「内容を魅せろ」と二分してしまったので、この話は「結論の出ない話」ということになっちゃったのです。で、観る側の意思統一はもはや望めないでしょう。これが僕の本文で出した結論です。

    以下さらに雑談です。
    社会で抑圧されていることによるストレスなどを発散させようとしてプロスポーツの競技を観るという行為は、僕は極めて普通のことであると思っています。これは別に反論でもなんでもないので誤解されないようにお願いしたいのですが(汗)。
    結局プロスポーツを観るという行為は、演劇を観たりコンサートに行ったりということと本質的には変わらないものではないかと考えています。全てオーディエンスの存在を絶対条件としている点において。だから、プロスポーツ選手はパフォーマーなんです。位置付けとしては俳優やミュージシャンと立ち位置は同じであるはず。
    こう書くと「八百長してもいいのか」と言う筋違いの話を絶対に持ち出す人が居ますが、観客が真剣勝負を望んでいる限りは(観客が八百長を求めていない限りは)、それは絶対にしてはいけないことです。観客のニーズから外れる。

    その意味において、「プロの監督は自らのチームの演出家」であり、「それが一番輝く見せ方をして欲しい」というたくみさんのご意見は、まさにその通りであろうと。その視点が抜け落ちた時点で、それはプロではなくアマであろうと思います。
    戻りまして、落合監督にその視点が抜けていたのか、と当初僕は考えました。しかしながら、観客の求めるものの多くが「勝利への固執」「勝利のカタルシス」であったということが分かった今となっては、落合監督もまたプロだったということです。ただし、僕が求めるパフォーマーじゃなかった。それはもう仕方の無い話です。玉木氏もやくみつる氏も矛を収めるしかない。説明をしないオレ流は認めたくはありませんが。
    僕の(僕たちの)求めるプロスポーツ像というものは、残念ながら全ての人々が求めているものとは違う。そのことがよく分かっただけで、今度の落合采配はサンプルとしていい勉強になりました。非常に忸怩たる思いは払拭出来ませんけれども。
    >まるちゃん
    もう最初から雑談でいこうかとも思いますが…。
    この記事は、僕が書きたいから書いたのですが、いろいろな炎上ブログを見るにつけ、もうやり取りが正直面倒臭いと思ったのですね。どこへ行っても水掛け論ばっかり。なので、コメント欄を閉じて出そうかとも思ったのですが、それも卑怯なので、記事のアップを2日遅らせ、さらに新記事を被せて出したのです。しかし、やっぱりアクセスの波はどっと来て、僕としては「マタアイマショウ」以来の高アクセス記事になってしまいました。ある程度覚悟はしていたのですけれどもね。
    しかし、まだ、かつてサッカーのジーコ擁護記事についた「とおりすがり」「傍観者」などの卑怯なHNによる「氏ね」「シロート」「ニワカ」などのコメントが付かなかったことだけは良かったなと。2日遅らせた甲斐がありました。あれって面倒臭いのです。真面目にレスも出来ないし削除以外方法がありませんのでね。

    僕は今回、「言いたいことはきっちりと言う」ということだけは意識して臨みましたが、難しいですね。何が難しいと言って、そういう立場をとると僕は文章が無限に延びる癖があることです。延びると、読んでもらいにくくなるのだよなぁ。
    この、現時点で本文とコメントレス併せて原稿用紙で50枚以上、もう60枚に届こうというこの長い話をきっちり読んでくれる人などまず存在しえないのではないでしょうか。だから、趣旨が伝わりにくくなっている。
    あくまで趣旨は落合采配の是非ではないんです。プロスポーツの見方というものについてが主眼なのです。落合采配はそのサンプルでしかない。しかし、こう叫んでも文章が長すぎてなかなか届かない。太字でサイズ大にしようかしらん(笑)。

    さて、雑談の雑談。
    僕が記事本文の冒頭で「怒っちゃうかもなぁ」と書いたのは、まああくまで予防線というつもりで、まるちゃんを念頭に全然おいていなかったと言えばそれは否ですが、それより検索で来る人への予防線的意識が強い。
    それに、まるちゃんは僕の書いたことの趣旨は的確に読み取って下さるとは思っていましたので、あまり心配はしなかった。もしも怒っちゃったらそれはこっちの文章力が足らなかったというだけのことで、それまでのことです。そのくらいの覚悟はネットで発言する以上出来ている。

    それを踏まえた上で、怒らしちゃうかもしれない話を書くか(笑)。
    >あの夜の場所が「ナゴヤドーム」だったってこと
    これで僕は全て了解しています。だから、落合さんは目の前に居る観客、それも半世紀にわたり勝利(優勝)を渇望していた中日ファン(だけ)のためにゲームを指揮した。
    これをもはや否とは言えません。僕はTVで観ていて、あの「山井コール」を聞いて、中日ファンもその交代はさすがに望んでいないのではないかと思ったのですが、そうではないという意見も沢山読みましたから。あれは「山井続投」のコールではなく「山井への賞賛」コールであったのだと言う意見を読むに及んでは。
    もちろん、一般の野球ファンはおいてきぼりを食らいました。しかし、日本中の野球ファンを敵に回しても中日ファン(の勝利のカタルシス)に殉じた落合采配を、全否定など僕はもはやしません。もちろん全肯定も出来ませんが。

    ただね。
    >落合は「うそでもいいから」の発言はしないよ。彼が その発言に意味を認めない限り。
    これは絶対に僕は納得しないでしょう。下世話な報道を全信用するほどおめでたくはなく下手な推測もしたくはありませんが、あれで落合さんは僕たちを切り捨てた。プロの監督としてきっちりと説明することに大きな意味があるのです。ウソでもいい、というのは言い過ぎだと思いますが、その競技スタイルにおいて一般の野球ファン(の中で、ただ素晴らしいプレイを観たいと願うファン)をおいてきぼりにしたのですから、納得いく説明をして野球へ憧憬を持つ一般ファンの持つストレスを浄化させないと。最初のインタビューで、マメならマメ。岩瀬を最初から出すと決めていたのならそう言わないと。こんな「パーフェクトゲームを潰す」という特殊な状況では。だから後付けで「これが真相!」みたいなのがじゃんじゃん出てくる。
    その上で、まるちゃんがおっしゃるように、「その発言に意味を認めない」と落合さんが本気で考えていたとしたならば、やはり落合さんはアマチュア的視点をもって事を運んだとしか思えません。あげく「結果が全て。あとは好きなように解釈してくれ」では。この一連の出来事で非常に残念なことがあるとしたら、その一点かもしれません。
    何か事情でもあったのかと推察したいです。落合さんが一般のファンをナメて明確さを欠いたのだろうとは思いたくない。その上で
    また2000字超えた(汗)。ワシはなんでこうなんやろ。
    大変失礼いたしました。もう落合監督の話はよしましょう。そもそも趣旨とは外れた話であり、雑談ですから。そして、おそらくシャクに触られたのではないかと。気分を害されたとすればごめんなさい。でも、曲げられない性分で。

    自業自得とはいえ、僕は毎日この記事でレスを書くことでネットライフが終わっています(笑)。もっと簡潔に書ければいいのにねぇ。そういう才能がホント欲しいわ。
    それでも、まるちゃんに反論があればお寄せ下さい。投げ出すことは絶対に致しませんので。
    凛太郎さん
    (笑)何か反論でもないのに,書きたくなってしまわせる(日本語がおかしい)これも凛太郎マジックなのでしょうか?

    おっといけない。無駄な話ははしょりましょう。
    高校野球が勝ちに拘るのとプロ野球のトーナメント戦とは異なると思うのです。
    プロにとってのカップ戦等のトーナメントは試合方法のバリエーションにすぎませんが,つまり,明日はまた違う形式の試合があるわけです。せいぜいシーズンが終わる程度?しょう。
    私が言いたかったのは,高校野球の場合の勝ち負けは即,そのチームとしての野球が終わる(無論,進学やプロという別のステージはあるものの),人によっては野球そのものが終わることを意味する点で,プロとは違うと申し上げたかった次第です。

    まあ,このことは凛太郎さんが本論でおっしゃっていることに何ら影響することではないのですが・・・。
    と言うか,その本論については全くアグリーなたくみです。

    もっとひねくれた言い方をすれば,この場合の監督采配自体を云々するのは中日ファンのみに委ねればいいことで,それ以外のファンがとやかく言う必要はないと思います。

    但し,中日ファン以外のあえてプロ野球ファンと申しましょうか,その期待なり,ワクワク感にとっては納得できない采配だったというだけのことだと思います。

    確かにプロスポーツとは何ぞやの答になってはいないのですが,そもそもプロスポーツに求めるものが一律でない以上,その答への収束はありえないと思った次第。

    と言うことでこれにてこの件からたくみは撤退します。

    お騒がせしました。そしてありがとうございました。
    • 2007/11/10 1:51 AM
    反論なんてないの。
    凛太郎さんの言わんとすること わかってるつもり。
    肯いてから 自分の感想書いただけ。
    しゃくに障ったり 怒ったり そんなこと ぜんぜんない。

    言葉多ければ多いほど つっこみどころ増えちゃうね。
    あ つっこまれどころ か。

    曲げない。あきらめない。
    それ ハードなこと。
    『凛太郎道』貫くの たいへんなのだw
    これ 真剣に誉めてます。


    この件のレスだけでネットライフが終わってる!?
    そりゃ もんだいだ。
    早くすっきりして まるちゃんとこ遊びにおいでw
    >たくみさん
    では、こちらもなんとか端折って書きたいと(出来るのか? 笑)

    たくみさんのおっしゃることはよくわかります。ノックアウトラウンドであるということは。
    ただ僕は、「プロとアマ」の話をせざるを得なかったので(人目があるので)、結論「プロは観客のために競技をすべし。アマは自分のために競技をしてしかるべき」とここで定義したかったわけで。プロとアマの立脚点の根本的違いについて。
    例えが悪かったですね。例えば社会人野球(来年ももちろんある)のリーグ戦であっても、アマですから自分たちのために試合をしていい。つまり勝ちに拘っていい。その勝ち負けで競技人生が終わらないアスリートであっても、アマチュアである限り勝ちに拘って(つまり自分のために)競技をすればいいんです。
    ですが、プロは違う。その競技を観客に見せる商売ですから。

    また、
    >この場合の監督采配自体を云々するのは中日ファンのみに委ねればいいことで、それ以外のファンがとやかく言う必要はない
    これについては、今サンプルで落合采配肯定派が口を酸っぱくして言っていたことですが(大抵は「必要はない」てな柔らかい言葉ではなく「黙れ」ですが^^;)、つまりこれは言論の自由を封殺しているわけで(笑)、これを認めたら「特定の贔屓チームを持たない野球そのものが好きな人たち」や、さらに評論家や解説者まで黙らなくてはいけなくなってしまう。
    自分たちの大好きなチームの監督を批判されるのは口惜しいことでしょうし気持ちは分かるのですけれどもね。でも誹謗中傷で無い限り意見は誰が言ってもいいはずです。
    もちろん、たくみさんが「黙れ」などとおっしゃっていないことは百も承知ですよー。

    >そもそもプロスポーツに求めるものが一律でない以上,その答への収束はありえないと思った次第。
    そうなんです! ! これが僕がずっと最初から言い続けてきた帰着点であり、だから表題が「結論の出ないプロスポーツの話」なんです。

    たくみさんのコメント(他の人にもですが)に僕が長々とレスをつけている理由は、結局ネット上に書き込む行為は、全世界の人が見る可能性があり、「沈黙しているオーディエンス」に対しても併せて書かなければならなかったということなんです。最初に「人目を気にして」と書いたとおり。特に書いて2日程はこの記事に嵐のようなアクセスがやってきたこともあり(1000アクセスなんて僕のブログじゃ普段はありえない)、なので、クドクドと書かざるを得なかった。もしもこれがたくみさんとの個別のメール交換であったとすれば、たくみさんのおっしゃりたいことは阿吽の呼吸でわかることゆえ、「高校野球はアマだから」などと分かりきったことなど言及する必要はないのですが、ネット上ではいたしかたなかった訳で。そこのところ、お含みいただければ有難いです。ちょっと読めば生意気にも見えるこういう書き込みばかりを致しまして申し訳ありませんでした。そして、ありがとうございました。
    >まるちゃん
    たくみさんの記事の最終段に書いたとおりです。まるちゃんにも、クドクドといらぬことを書き連ねまして申し訳ありませんでした。もうアクセスの波は去りましたので、大変失礼致しました。

    「曲げない」ということがいいことなのかどうなのかはよく分からないのですけれども、まあ僕の姿勢として、愚痴っぽくなりますが、普段の日常生活ではやっぱり曲げて曲げて生きざるを得ない。ですので、せめて「凛太郎」で居るときくらいは曲げないでいたいな、とは思っています。本来意固地な性格なんです。粘着質なのか(笑)。なのでその自分の性格がバリアも何もなしに発揮されているというわけで、そのことでご迷惑がかかっている方もいらっしゃると拝察申し上げております(笑)。

    今日は何か新しい記事書きたいな。あっちのブログもこっちのブログも、もう書きたいことが貯まって溜まって堪らない(オヤジギャグ)。
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