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    | 2016/12/30 | - | | - | - |

    W杯グループステージ vsオーストラリア戦

  • 2006.06.13 Tuesday
  • 残念な結果になりました。これだけ点を取られては、日本のグループステージ敗退はほぼ決まったと言ってもいいかもしれません。ちょっとショックが大きいです。せめて引き分けてくれていたら。まあしかしそれも詮無いことです。望みがない、とは言い切れませんが、まず無理でしょう。
    国内の勢いは急速に盛り下がるでしょうね。そして戦犯としてジーコの名前が挙がるのはもう時間の問題でしょう。僕にはそれが耐えられない。無念です。ジーコに戦術、策はなかったことは確かですが、どうしてもジーコを責める気にはならないのです。ただの感情なんですけれどもね。怒りはない。悲しみはあるけれど。

    TV等のマスコミが楽観論を続ける中で、サッカー評論家達はずっと警鐘を鳴らしてきました。その警鐘は正しかったのでしょう。ジーコは選手を強く縛る戦術を与えない。基本はポゼッションサッカーで、バランスを崩さずに、選手のイマジネーションを重要視して臨むジーコのやり方が問題視されるのは当然のことでした。日本はアメリカ大会予選では、まだ「アイコンタクト」「トライアングル」などと言っていたのですから。それが12年前。そして加茂時代の「ゾーンディフェンス」を経てトルシエの「フラットスリー」へ。日本の戦術の歴史はたかだかこんなところです。そしてジーコは「自由」を次に持ってきたのです。日本はまだそんなレベルじゃない。早すぎる。
    こういうことから、ジーコを「無能」「策なし」「ただトルシエの遺産を食い潰すだけ」そして「バカ」とまで罵る人も多く出てきました。「バカ」にはジーコファンとしてかなり悲しかったもんです。

    評論家は軒並み警鐘を鳴らしましたが、その中に宇都宮徹壱さんのエッセイがありました。スポーツナビで連載されたこの記事は、ジーコジャパンの弱点を実によく突いていましたが、宇都宮さんはさすがにジーコを「無能」などと言わないので楽しんで読んでいました。
    その中に興味深いジーコ観が書かれていて、僕もああそうだなあと思いうなづいた部分がありました。(引用リンクを貼らないで書いて申し訳ないのですが、当該記事を探してもどうしても出てきません。見つけたらここを改訂してリンク貼ります。)

    「ジーコは日本の可能性を過大視しすぎているのではないか?」

    そういう文脈だったと思います。ジーコはJリーグもまだない頃のJFL2部の住友金属にやってきました。当時はベンチもパイプ椅子、ろくにロッカーもない有様で、やっていたサッカーは正に「草サッカー」でした。そうした中、草サッカーレベル(ブラジルのトップ選手から見て)だった日本サッカー界が、プロリーグを創設し、ワールドカップに出場し、海外に選手を供給し、かつてとは比べ物にならないほど隆盛を誇っています。この急激な成長ぶりをずっと見てきたのが他ならぬジーコだったのです。
    ジーコが初めてやってきたときの日本のサッカーのレベルと、現在の日本のサッカーのレベルは雲泥の差でしょう。その急速なレベルアップは、ジーコが来日して以来の、たかだか10何年ほどの間で成し遂げられたものです。既にサッカーのレベルが頂点にあったブラジルで生まれたジーコからしてみれば、このような急成長は驚愕であり「奇跡」に映じたでしょう。そして、その「奇跡」を起こした日本人の可能性を信じてしまったのもしょうがないことではなかったのでしょうか。そしてジーコは代表に、「自由」を与えたのでした。まだ日本サッカーは伸び続けると信じて。

    もちろんこれはジーコの「大いなる誤解」であることがこの敗戦で明らかになったかもしれません。「自由」を与えても日本代表は伸びなかった。規律を与えられこなす事で伸びる日本人というものをジーコは見誤ったのでしょう。結果、ヒディングと比べてジーコは「何もしなかった」と言ってもいいのかもしれません。
    しかし、日本人の可能性を信じてしまったジーコを、僕はどうしても責める気持ちにならないのです。日本を大いに買いかぶって「奇跡」という抽象的なものを信じた、ジーコという負けず嫌いのブラジル人を。
    かつて記者会見の折に、鈴木を揶揄する発言が報道陣から上がった翌日、ジーコは会見拒否をします。「必死でやっている選手を笑うとは考えられない」とジーコはムキになって怒りました。そんなジーコが好きでした。久保を信じ、最後まで迷ってメンバーから外してもなお「彼のプレイが好きだった」と言うジーコが好きでした。そのジーコに引っ張られて、ロスタイムでの逆転、奇跡のPK戦勝利、ブラジルにあわや勝利の引き分け、そんな奇跡を代表はいくつも起こしてきました。しかし神風は何度も吹かないのです。ただ本当に吹いて欲しかった。奇跡を信じたかった。

    あとグループステージは2試合あります。決勝トーナメントに進むことはもう無理だと思われますが、ジーコ最後の2試合を充実した試合にして欲しいです。

    もう少し呑まないと落ち着かないや…。
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    | 2006/06/13 | スポーツ | 00:36 | comments(9) | trackbacks(0) |

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  • 2016.12.30 Friday
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    | 2016/12/30 | - | 00:36 | - | - |

    コメント
    サッカーなど何も知らないウチの社長が「もうオレは金輪際サッカーは見ない」と言い出したんです。
    負けたのが悔しいのかと思ったらそうじゃなくて、「オレはサッカーなど知らんがオーストラリアのサッカーは軍国主義を思い出させてキライだ。ジーコのサッカーの方が好きだ。それでも勝つためにああいうサッカーをしなくちゃいけないならもうオレはサッカーは見ない」って論理でした。
    社長の言うことは暴論なのですが、サッカーを知らないのによくわかっているんだな、と感心。

    私もね、「あと2試合!決勝トーナメントへの勝ち上がりは難しくとも次のクロアチア戦は勝ちにいってもらいたいです。」でしめたのですがサムライ魂を見せてほしいですよね。
    • jasmintea
    • 2006/06/13 1:39 PM
    川淵さんは試合前に「日本の社会のあり方を変えるきっかけになればいい」っていったそうです。

    ジーコの示してくれた可能性。
    昨日の試合で結果をだせなかったからといって、すべてを否定するのではなく、足りないところを補って、また先を目指して欲しいです。
    • NAO
    • 2006/06/13 8:46 PM
    >jasminteaさん
    >NAOさん

    僕もやっぱり「サッカーなど何も知らない」部類におそらく入るでしょう。そこは自覚しています。自覚しての話です。
    昨日、今日のジョーさんちに試合開始一時間前に遊びに行って、やっぱり暴論を吐いてきました(ジョーさんは大人なので暴論を吐いてもいつも許してくれるのです^^;)。僕は以前、フランス大会が終わった頃、日本代表を見る気もしなくなって事実しばらく見ないでいました。理由は、ジョーさんちのレス
    http://blog.goo.ne.jp/saikontan/e/75604b2fde8946db24cbcf568c0810fa
    にも書きましたが、城彰二への水掛け事件でした。
    城のボレーシュートの選択は間違っていなかったと僕は思っています。ワントラップすれば入ったかもしれない。けれどそれは結果論です。城は果敢に攻めて外した。その結果笑顔が出た。僕は爽やかささえ感じました。
    しかし、ラモスはこれを責め立て、マスコミも追従し、世論は沸騰し、あの水掛け事件へと発展しました。

    いったいサッカーって何だ?

    治安が悪ければ城は水ですまず、エスコバルのように撃たれていたかもしれないのです。「サッカーは戦争」という論調が当時よくなされました。もしそうであるならば、スポーツは好きでも戦争が大嫌いな僕はサッカーを見るのは止めよう。そう思って、Jは見ても代表戦はしばらく見ませんでした。その後観戦は復活しましたが、日韓大会までずっとサッカーを「話す」ことは止めていました。
    ジーコサッカーを見たとき、僕は再び日本代表の試合が見たくなりました。何よりそれは面白かったからです。
    プロスポーツとは何だろうか。僕は第一に観客を楽しませることが重要だと思っています。金を取って見せているのです。ジーコのサッカーはなにより僕にとって面白かった。それで僕は十分だったのです。ただ、勝利至上主義からは離れていたのかもしれません(ただジーコだけは、勝利至上主義に則ってこの日本代表を作り上げたと思っていました。そこがジーコの愛すべき点です)。
    ※この見方はプロレス的かもしれませんが。

    イタリア大会のオランダ代表は、ドイツのつまらないサッカーに敗れました。サッカーを戦争としてとらえるならドイツはそういうサッカーをしました。しかし感動はオランダからもらいました。そういうサッカーが見たい。ジーコジャパンは、それを具現化してくれるかもしれないと思いました。だから応援していたのです。
    >クロアチア戦は勝ちにいってもらいたいです
    ごめんなさい。僕は勝ちにこだわらなくてもいいと思っています。ただ納得のサッカー、出来れば驚きのサッカーをやって欲しいです。期待して見たいです。
    >すべてを否定するのではなく、足りないところを補って、また先を目指して欲しいです
    全てが否定されなければよいのですが、もう既に論調は全否定に傾きかけています。まだグループステージが終わっていないので表面化はしないですが。

    NAOさんが紹介してくださった川淵氏の「日本の社会のあり方を変えるきっかけになればいい」という言葉、今とても沁み入ります。
    jasminさんの社長さんのように識者が日本に多ければいいのですが、おそらく付和雷同型の日本は、あのとき城を戦犯にしたようにマスコミの煽動に乗るでしょう。ジーコは瞬く間に無能となる。持ち上げておいてすぐ落とすマスコミ、その煽りにすぐ乗る国民性が嫌。日本は大東亜戦争の頃から全然変わっていないんじゃないかしらん。自分の考えはマスコミに任せる。あの8年前もそうだった。川淵氏は「日本が変われば…」まで念じていたのに。でも、残念ながら何も変わらないかもしれない。口惜しいです。
    僕はしばらくサッカーは、パープルサンガだけをKBS京都で見る生活に入るかもしれません。日本のメディアと付和雷同型ファンが8年前と同じになるならば。
    同意見のjasminさんの社長さんと一杯やりたいです(笑)。何も知らなくても決して流されない方と。僕も素人は自覚しています(笑)。

    長々とレスをしてしまってごめんなさい。僕の僻論です。
    m(_ _;)m
    私がW杯を見だした頃、夜中に起きてみるんだって言ったら、男の人にも驚かれましたが、今ではお母さんたちが集まって、W杯の話で盛り上がります。
    Jリーグが始まってから、得点シーンでの歓声だけじゃなく、ブーイングがでるようになって、今では、得点が入らなくてもいい試みをしたプレーには拍手が贈られるようになりました。
    勝利だけにこだわる人がいなくなることはないでしょうが、そうじゃないサポーターも着実に増えていると思います。

    私もサッカーなど何も知らない素人です。なのでシンプルに、ファンタジスタたちに感動をもらって拍手を贈りたい、そう思ってみています。
    • NAO
    • 2006/06/14 2:08 PM
    簡単に言えばこれもサッカーなんでしょう。

    この敗戦がまた次の世代及び大会へ繋がるんですから

    あのドーハの時、フランス大会3連敗が繋がったのように・・・

    そう、ジーコの言う「自由なサッカー」が出来る日は

    そう遠くないはずと信じましょう。
    >NAOさん
    コメントいただいて本当に嬉しいです。僻論のレスをしてしまったと言うのに。
    あれからもW杯を見続けていると、やっぱり面白いのです。もはや体力がなくなって全ての試合をリアルタイムで見ることは難しくなりましたが、VTRも活用してなんとか見ています。
    サッカーは見ていて面白いものなんだ。そう思うと、先日の日本戦であの俊輔のゴールをファールだと思いながら「まあいいか」と一瞬でも思ってしまったことを恥じ入ります。もしもあのまま日本が勝っていたら、実に後味の悪いことになっていたでしょう。
    もしかして負けてよかったんだ。そう言ったら石を投げられるでしょうね。でも、後味の悪い思いをするだろうなという人が少しでも多ければいいなと思います。
    さて、これからウクライナvsスペインです。これもまた楽しみです。
    >明石家さん
    「これもサッカー」おっしゃるとおりですね。
    こんなふうにシンプルに思えればいいんですが、つい理屈をこねるのが僕の悪癖です(笑)。
    もうちょっと気楽に見なくちゃね(笑)。
    さぁ、クロアチア戦、いよいよ始まりますね!!
    今日はお酒も乾杯のために置いといて、正座して応援します\(^o^)/
    (すぐ崩しちゃうけど(^^; ....)

    何だか緊張しちゃいますね〜
    • jasmintea
    • 2006/06/18 9:17 PM
    >jasminteaさん
    いやー引き分けましたねー。川口のファインセーブが光った試合だったと思います。相手はなんと言ってもクロアチアですから。
    いろんな意味合いはあると思いますが、僕はとにかく呑んじゃいます(笑)。
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