久しく書いていなかった旅レポです(画像ナシで成立するかどうかはともかく)。
まわりゃんせという周遊券を利用した旅行です。
6月2日(金)
近鉄特急の7:05大阪難波発に乗るために5時起きです。眠い。6時前には出発(まだ阪神の特急が動いていない時間なので大阪まで30分かかる)、地下鉄を乗り継いで難波に6時台には到着です。ふぅ。特急に乗り込み就寝。
おかげで8:51に伊勢市駅着。とりあえずお伊勢さん参りです。まずは外宮から。
外宮に来たのはもう20何年ぶりか。この豊受大神宮から参ってお伊勢参りは成立するのですがいつもは内宮しか行かなかった(反省)。朝の爽やかな時間、ゆっくりとお参り。別宮である多賀宮、土宮、風宮にも行きます。
神宮のひとつの特徴として、式年遷宮があります。20年に1度建物を建て替えるというアレ。神宮は聖域ですから写真も撮れませんが、隣に遷宮のための空き地があります。その何もない空間の方に今回は目を奪われます。神聖な空間。これについて書き出すと長くなるので今回は割愛しますが、一見の価値はありますね。
外宮を出て、ちょっと離れている月夜見宮にも参詣し、時間は10時。
朝早くて何も食べていません。駅の近くにあるうどん屋「山口屋」へ。もちろん伊勢うどんを食します。以前に
うどんの話でも書きましたが、極太のフワフワのうどんにたまり醤油の色の濃いつゆがちょっとだけかかっているというぶっ掛け式うどんです。この讃岐うどんと対極にあるうどんが美味いんだな。あっという間に平らげて、次の目的地へ。
三重交通バスが、「CANばす」という観光路線バスを走らせてくれています。普通の路線バスと違い観光地にしか停車しません。これは便利。しかも「まわりゃんせ」でタダ。これに乗って神宮徴古館へと向かいます。
神宮徴古館に来るのは初めて。遷宮の御神宝類や参宮資料などを展示してあるわけですが、これはなかなか面白かった。前述したように神宮は20年に1度建物を建て替えるわけですが、宝物その他も一新します。そんで、その古い宝物を見せてくれるわけ。つまり本物なのです。見ごたえがあります。
ついでに隣にある神宮農業館、美術館にも入ります。全部「まわりゃんせ」でタダ。美術館などネコに小判の僕たちはさぁーっと舐めるように見て再び「CANばす」で内宮へと向かいます。
内宮は外宮と違って平日なのにすごい人出。外国人が多いですね。外宮と同じように、荒祭宮その他の別宮も細かく参りました。やっぱり伊勢神宮はいいですね。
さて、門前町であるおはらい通り「おかげ横丁」を散策。まずは「赤福本店」でおなじみ赤福をいただきます。ここの座敷に座ってお茶を啜りながら赤福を食べる至福(笑)。酒呑みのクセにこしあん好きの僕はヘンタイなのでしょうか。
おかげ横丁も一巡り。江戸時代を再現した町並みに食べ物屋や土産屋が並ぶところですが、この中にある「おかげ座」に入ります。当時の町並みをジオラマで再現したりしている施設ですが、ここも「まわりゃんせ」でタダ。
その後「豚捨」という評判の肉屋でコロッケを買い食いしましたが…これはさほどではなかったな。一個80円で小さい。松阪牛使用らしいですけどよくわかんない。うちの近所の50円(こないだまで40円だった)の「春風コロッケ」の方が好き(笑)。
さて、まだ時間は2時台。先に進めるので「CANばす」に乗ってテーマパーク「伊勢・安土桃山文化村」へと行きます。
こう書いていいかどうかわかりませんが、こんな機会でもないと絶対に訪れませんね。安土城を再現したことで知られるこの施設は、「にゃんマゲ劇場」などいくつかの劇場と、「忍者屋敷」などのアトラクションが映画村のようなセットの中にあります。レポしきれないのですが、そりゃ豪勢な施設ですよ。従業員はみんな役者で、扮装をして働いてらっしゃる。いくつか園内にある劇場に出演している人たちなのでしょう。広大な敷地と派手な建物。斜面にあるエスカレーターの長いこと。それに安土城の再現です。バブル期に建造されたと一目でわかる豪奢さ。
しかし…客が全然いない…。
従業員の方がよっぽど多いです。閑散としていて寂しい。施設もちょっと食指が伸びないものが多い(あくまで僕たちおっさんの視点です。子供なら別かも)。安土城には登りまして、そりゃ見晴らしはよかったですが…。
この施設は4900円なのです。「まわりゃんせ」でタダなのですが…。入れそうなアトラクションは全て回り、一時間強で終了。ここの楽しみ方は園内にある劇場で演劇を見ることなのかもしれません。僕らはタダ客なのでそれはパスしたのがいけなかったのでしょう。
今日はこの「安土桃山文化村」で終了すると思っていたのですが、まだ4時前です。再び「CANばす」に乗って二見方面へ。「二見シーパラダイス」へ行きます。ここは水族館ですが、どちらかと言うとアザラシやイルカが人気ですね。女房がゴマアザラシにタッチして喜んでいます。さほど大きな施設でもなく、一時間もあれば十分に見て回れます(贅沢ですね。自分でカネ払って入ったなら二時間は粘るな)。
5時で閉園。また「CANばす」に乗って伊勢市駅に帰ります。荷物をコインロッカーから出して、宿泊予定の松阪へ。特急で10分強で着きます。エリア内近鉄特急乗り放題なのもいいところ。
予約したホテルは駅裏少し歩いたところにありました。ビジネスですがなかなか綺麗です。ダブルで一泊7500円(笑)。格安です。おまけに朝食つき。ネットで探すとお得物件はよく出てきます。
さてメシだ。大好きな松阪牛ホルモンの焼肉屋「一升びん」平生町店へと行きます。ここには「特選松阪牛2300円」なんてメニューもありますが、ホルモンを食べるのが正しい。ビール大ジョッキ(1ℓ)を頼み、ホルモン、レバー、ミノ、ツラミ、肉の切り落とし(550円)なんかをわんさか頼み、ビールでは足りなくなって日本酒も追加です。最後は松阪牛ハラミで山盛りのメシを食べて大満足。このハラミは口の中で溶けますよ。これで2人で6000円強です。異常に安くて美味いな。だから止められない。松坂の人は幸せです。
ホテルに帰って就寝。長い一日でございました。
次回に続く。
顰蹙なんてそんなことないですよ。
旅気分が味わえてうれしいです。
ホルモン焼きでビール
いいですねぇ〜!
松阪牛かぁ〜!
次に嫁ぐとしたら(猛爆)松阪の人を探そうかな?