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    | 2016/12/30 | - | | - | - |

    好きなLP BEST10

  • 2005.12.17 Saturday
  • ずいぶん以前の話になるのですが、Cafe 海・色・窓 since2005の今日のジョーさんとのコメント欄での話で、「好きなLP BEST10」という記事を書いたら面白いんじゃない? という会話がありました。書きたいなあと思っていながら、その時は割にカテゴリに縛られたブログしか持っていなかったのでそのまま放置してしまうことになってしまいました。今「凛太郎亭」ブログを作ったので、そんな話も書いてみたいと思います。
    ジョーさん風に言えば、「無人島で聴くLP BEST10」でしょうか。
    では順不同で。

    テレマン、サンマルティーニ他:ブロックフレーテ協奏曲集
    テレマン、サンマルティーニ他:ブロックフレーテ協奏曲集
     フランス・ブリュヘン
    僕は大学時代、バロック音楽を中心としたリコーダーのアンサンブルサークルに入っていたのですが、このリコーダー(=ブロックフレーテ)の音色というのは実に素朴ながら心地よく、学校で習うたて笛がこんなにも美しく響くのかと感嘆させられます。僕はバロック音楽が大好きなのですが、バッハ、ヘンデルはもちろんのこと、テレマンやスカルラッティといった少し軽めの宮廷音楽にも惹かれます。どのLPを選ぶか迷いますが、このLPにはリコーダーの名手ブリュヘンが紡いだ珠玉の名曲が収録されていてもうたまりません。冒頭の「ヴィヴァルディ:ブロックフレーテ、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ハ短調」は100回聴いてもそのたび心が洗われます。


    Rising Force
    「Yngwie J.Malmsteen's Rising Force」
     イングヴェイ・マルムスティーン

    僕はバロック音楽が好きなのと同じようにハードロックを愛する人間です。両方とも「様式美」の音楽であり共通点が多いと思います。そもそもブリティッシュ系が好きで、基本はリッチー・ブラックモアなのですけれども、その影響を多大に受けたイングヴェイの演奏には様式美の世界に「北欧」の香りを色づけした透明感があります。バイオリンのパガニーニにも強く影響されたインギーならではなのかもしれません。
    これはアルカトラスを経てソロデビューした時のアルバムですが、その完成度に驚きます。このクラシカルなメロディのギターの早弾き。泣ける。


    Queen II
    「QUEEN II」
     クイーン

    この「戦慄の王女」でデビューしたクイーンのセカンドアルバムは、世界で最も完成された一枚であると僕は確信しています。これはCDではなくLPで聴いて欲しい。A面がブライアン・メイのホワイトサイド、B面がフレディ・マーキュリーのブラックサイドという構成が崩れてしまう。中でもブラックサイドは最高です。クイーンでしか出来ない素晴らしき音の洪水。「OGRE BATTLE」「THE FAIRY FELLER'S MASTER-STROKE」「NEVERMORE」「THE MARCH OF THE BLACK QUEEN」「FUNNY HOW LOVE IS」とそれぞれ独立した名曲でありながら、全てが連動して一幕のオペラとしても聴ける。その中の主題とも言える「THE MARCH OF THE BLACK QUEEN」の中にも起承転結の構成がしっかりしていて、まさに様式美の極致。ラストにある「輝ける7つの海」は、万葉集で言うところの長歌に対する反歌的な役割で、どれだけ計算されているのかと信じられない思いがします。もうフレディがこの世に居ない事を考えると、このアルバムを超えるものはもう出てこない。これを超えることはフレディ本人でないと出来ないのです。


    Sounds of Silence
    Sounds of Silence
     サイモン&ガーファンクル

    S&Gのセカンドアルバム。ファースト「水曜の朝、午前3時」に続いてリリースされた名盤中の名盤。S&Gの評価を確立させました。詳細は言うまでもないでしょうが、大ヒットした「The Sound Of Silence」を含み名曲揃いです。僕はS&Gがビートルズよりも好きなのですが、この繊細な旋律を紡ぎだすポールサイモンという人を本当に敬愛しています。子供の頃このアルバムを叔父が聴いていて、なんてきれいな曲ばかりなんだと感嘆して以来ずっとファンです。「April Come She Will」という曲の丁寧に作られた「韻を踏む」詞に、美しいのは日本語だけではないんだと蒙を啓かれました。2曲目の「Leaves That Are Green」が好きで、井伏鱒二が訳した于武陵の漢詩「勧酒」の「花発多風雨 人生足別離(花に嵐の例えもあるぞ サヨナラだけが人生だ)」にも通じる、
    〜Hello,Hello…Goodbye,Goodbye…That's all there is〜
    には心打たれました。人生とは世界中を見渡してもGoodbyeだけなのか、と。
    なお、アルバムとしてはこのひとつ前に録音された「ソングブック(サイモンのソロ)」もいい。収録曲は「The Sound Of Silence」を含むS&Gの名曲ばかりですが、アコースティックでサイモン先生の叫びが色濃くて感動します。
    大好きな「America」などが収録されていないのでよっぽどベスト・アルバムを上げようかとも思いましたが、ベストはLPとしての完成度に欠けるのでこれを選びました。

    ここまでがいわゆる「洋楽」です。あとの6枚は邦楽で、もうひとつのブログにも書いている内容なので次回簡単に書きます。


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    | 2005/12/17 | 企画 | 08:19 | comments(4) | trackbacks(1) |

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  • 2016.12.30 Friday
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    | 2016/12/30 | - | 08:19 | - | - |

    コメント
    まず、「ベストアルバム」をはずした努力に敬意を表します。デビューしたばかりのヒヨッコでもベストアルバムなど出すご時勢ですが、クイーンやS&Gのベストがどれほど凄まじいことか!

    大学時代は、リコーダーのアンサンブルですか。
    確か僕が敬愛する高野悦子氏の後輩に当るのですよね。
    もし時代が同じだったら彼女と凛太郎さんはどこかで出逢うような気がしてなりません。

    「美」などという言葉を滅多に口にしない凛太郎さんの美意識の系譜を一瞬垣間見たような感じがしました。

    「明日にかける橋」など、どんな状況で流れてきても背筋を伸ばして聴き入ってしまいます。

    素晴らしい4枚でした。
    いつかの会話を実現していただきありがとうございます。
    こんにちは〜♪
    ようやく、おじゃまできました。

    凛太郎さんて洋楽もお聴きになるんですね。
    し、失礼いたしました。
    先日も、バロックをご存知なことに驚き、
    文章から、その人を判断してはいけないと、
    深く反省しました。(笑)

    クイーンといえば、「ボヘミアン・ラプソディ」
    これこそ、オペラとしても聴けるような気がします。

    サイモン&ガーファンクルは、私が初めて買った洋楽LPなんですよ。確か、中学に入った頃かな? 
    殆ど、洋楽しか聴いてなくて、そのつながりで、
    日本のフォークに興味を持ったんですよ。
    凛太郎さんと、色々と共通点が多いですね。 (^^ゞ
    • Mami
    • 2005/12/18 12:57 PM
    >ジョーさん
    昨日、そして今日も今までバタバタしていてネット接続をしないでいたところ…既にジョーさんがご自分のブログにベスト10をアップされていることを知って慌てています。やはり仕事が早いですね(笑)。

    普段あまりとり上げていない洋楽なのですが、僕はどうも趣味に偏りがあるようで、なかなか共感を得ることはありません。でもまあジョーさんのお題は「好きなLP」であって、「推奨するLP」ではないので勝手に書かせていただきました。なのに評価していただいて恐縮です(汗)。
    邦楽編アップしました。これはさらに偏っていますが…。
    >Mamiさん
    来ていただいてありがとうございます。お疲れ様です^^;
    所持しているLP、CD及びカセットテープは洋楽と邦楽は半々くらいですね。クラシックも洋楽に含めて、ということですが。僕にも自分の流行りがありまして、例えば南米のフォルクローレばかり聴いている時期とか、ブルーグラスとかシャンソンにハマった時期とかいろいろです(笑)。今のめりこみかけているのはロシア民謡です(笑)。フォークは一貫して聴いているということと、やはり思い出に直結することが多いので徒然草で書いています。

    クイーン供△箸にブラックサイドというのは…1を上げるとすればこれかもしれません。「ボヘミアン・ラプソディ」も素晴らしいのですが。この「オウガ・バトル」から「ファニー・ハウ・ラブ・イズ」の一連の曲はバラバラに扱えないのでベストにも入れられないのですね。とにかく素晴らしい(と、僕は思います^^;)。
    S&Gが初めて買ったLPですか。さすがMamiさん感性が鋭いですねー。やはり僕が尊敬する人だ♪


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    凛太郎さんが主催する凛太郎亭日乗よりTBがあり、「好きなLPベスト10」をアップしたと 連絡をいただいた。内容を見た。流石だ。 これを見て血が騒がない訳がない。 ◇「ニューヨーク52番街」 ビリー・ジョエル ◇「タペストリー」 キャロル・キング ◇「南から
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    • 2005/12/17 5:24 PM

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